ハンガリアン・ブラックペッパー:特徴や食べ方
●ハンガリアン・ブラックペッパーとは
◆ハンガリーで古くから作られてきた固定種 (英)Pepper Hungarian Black
ハンガリアン・ブラックペッパーはその名の通り、ハンガリーで作られてきたエアルーム品種(伝統的に作られてきた固定種)のひとつです。ハンガリーといえばパプリカの産地として知られています。
生のままサルサソースのように使ったり、ハンガリーの煮込み料理「グヤーシュ」などにも使われるようです。
◆ハンガリアン・ブラックペッパーの特徴
形や大きさはハラペーニョに近い感じで、ハラペーニョよりも先が尖った円錐形をしています。
名前の通り果肉の表面は黒いのですが、さらに熟すと全体に真っ赤な唐辛子にかわります。果肉はやや肉厚で、ピーマンくらいです。
辛みは栽培環境などによってかなり差が出るようで、調べてみるとスコビル値が5000~1万とされていたり、中にはハラペーニョよりも辛い2万スコビルなどと紹介されているものもありますが、今回入手したものはほとんど辛みがなく、獅子唐程度でした。
●美味しい食べ方と料理
◆生のままでもおいしい
その時の辛さにもよりますが、生のまま輪切りなどにしてサラダに加えたり、細かく刻んでサルサソースに加えると彩のアクセントになります。赤く熟したものと混ぜて使うと一層いい感じになりそうです。
◆加熱調理も
ピーマンのように炒め物に加えたり、種を取り出して中に詰め物をして焼いたり揚げてもいいでしょう。
また本場の「グヤーシュ」などの煮込み料理にもお勧めです。
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