激辛唐辛子 ブート・ジョロキア(Bhut Jolokia):特徴や主な産地

激辛唐辛子 ブート・ジョロキア(Bhut Jolokia)

●ブート・ジョロキア(ブット・ジョロキア)とは

◆トウガラシ属シネンセ種 (英)Bhut Jolokia

激辛唐辛子 ブート・ジョロキア(Bhut Jolokia)

 ブート・ジョロキア(発音により「ブット・ジョロキア」または「ボット・ジョロキア」とも書く)はゴースト・ペッパーとも呼ばれ、北インドからバングラディッシュで作られているシネンセ種に分類される激辛トウガラシです。 2007年に1,001,304スコビルという猛烈な辛さでギネス世界記録に登録されました。(その後2011年には更に辛いトリニダード・スコーピオン・ブッチ・Tが1,463,700スコビルで更新しています。)

 本場のブート・ジョロキアは国内では極僅かしか入ってきていません。

 2016年にアメリカでこのブート・ジョロキア(ゴースト・ペッパー)のペーストを塗ったハンバーガーを食べるコンテストが行われたそうだが、参加した男性が食堂に2.5㎝の穴が開き受賞ならぬ重症で入院したとのこと。

◆ブートジョロキアとブートジョロキア・スムーススキン

- 激辛唐辛子 ブート・ジョロキア・イエロー(Bhut Jolokia)

 下の写真の右がブート・ジョロキアで、左がブート・ジョロキア・スムーススキンです。本場のブート・ジョロキアは果実の表面に細かい凹凸がありますがスムーススキンはその名のとおり、表面がつるっとしています。辛さはスムーススキンよりザラザラしたブートジョロキアの方が強いようです。

 ブート・ジョロキアはその辛さを現すようなおどろおどろしい名前ですが、その姿も異様な姿で、テカリのある鮮やかな色から、見ているだけで辛さが伝わってくる感じがします。

 また、ジョロキアには熟しても赤くならず全体に黄色くなるイエローもあります。

激辛唐辛子 ブート・ジョロキア・スムーススキン激辛唐辛子 ブート・ジョロキア(Bhut Jolokia)

◆収穫にはゴム手袋必須

 ハバネロ以上に強烈なカプサイシンを含んでいるため、収穫の際にはゴム手袋が必要とされています。包丁で刻んだりする際ももちろんですが、量が多いときはマスクとゴーグルもしないと目や鼻が刺激されます。

●主な産地は

◆バングエアディッシュの唐辛子

激辛唐辛子 ブート・ジョロキア(Bhut Jolokia)

 ブート・ジョロキアはバングラディッシュなどで主に作られている唐辛子です。その辛さが知られ、世界各地でも作られるようになってきました。

 現地バングラディッシュでこのブート・ジョロキアの栽培に取り組んでいる日本人(竹内氏)がいらっしゃいます。

◆国内でも各地で

 近年国内でも栽培に取り組む生産者が出てきており、様々な調味料にも加工されて販売されています。

 家庭菜園用にも苗や種が販売されています。

ブート・ジョロキアの苗のお取り寄せはこちら →

●ブート・ジョロキアの食べ方

◆主な用途

 現地インドでは主に豚肉の煮物の味付けに、発酵竹の子と共に使われるそうです。乾燥させて香辛料に使ったり、細かく刻んでサルサにも使えます。とにかく激しく辛いので、そのものを食べるようなピクルスなどにはむかないかもしれません。

 とにかく辛いのが好きな方はスープに入れたり、煮込み料理にも入れるといいでしょう。量を沢山入れるときっと拷問のような辛さが味わえます。

皆さんで是非このサイトを盛り立ててください。よろしくお願いします。