ビーバーダム・ペッパー:特徴や主な産地と写真

●ビーバーダム・ペッパーとは

◆トウガラシ種 (英)BeaverDam

ビーバーダムは英語で「BeaverDam」と書き、そのまま直訳するとビーバーが川を堰きとめて作ったダムを意味します。でも、この唐辛子の名前となっているビーバーダムはアメリカウィスコンシン州のビーバーダムという町の名前から付けられているようです。

このビーバーダムという品種はハンガリーで古くから栽培されてきたエアルーム(HEIRLOOM)品種で、1929年にウィスコンシン州ビーバーダムに持ち込まれたとされています。

※エアルーム(HEIRLOOM)品種とは、日本で言うところの在来種または伝統野菜にあたります。

◆ビーバーダム・ペッパーの特徴

ビーバーダム・ペッパーは辛い唐辛子としてはかなり大きな部類に入り、パプリカやジャンボピーマン程の大きさがあります。

形はピーマンに似ていますが、ホルン型と呼ばれ先に向かって細くなっていき先は尖っています。若い間は綺麗な黄緑色で、この頃にはもう食べる事が出来ます。熟すにつれて茶色っぽくなり、最後には真っ赤になります。

果肉部分はやや肉厚でパプリカよりやや薄いかなといった感じ。食べると一瞬パプリカのような甘みが舌に感じられますが、その後辛さが広がります。辛さはそれ程強くはありませんが、唐辛子らしいピリッとした辛味と、パプリカのような歯ざわりや甘味があってとても美味しいです。

◆ビーバーダム・ペッパーの美味しい食べ方

やや肉厚などでピクルスにすると美味しいです。また、小さなサイの目に気ってサルサに使っても程よい辛さで美味しいです。

生のまま輪切りにしてサラダに加えても良いですが、炒め物もお勧めです。

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