キャッサバ:旬と産地、選び方と保存方法、食べ方と栄養価、種類と特徴
●キャッサバとは
◆タピオカの原料 (英)Cassava
キャッサバはトウダイグサ目トウダイグサ科イモノキ属の熱帯性植物で和名はイモノキ(芋の木)となっています。この植物の根茎部分を食用とします。
日本では生の状態では輸入が禁じられており目にすることはありません。それは生のキャッサバにはシアン化合物という有毒な成分が含まれているためで、この成分を加工することで除去したものしか輸入できないことになっているからです。今回はオランダのスーパーに売られていたものを撮影してきました。
タピオカはご存知なのでは?このタピオカはキャッサバを無毒化して抽出されたデンプンから作られているんです。なので、日本でもキャッサバは縁がない野菜ではないんです。
◆キャッサバの特徴
キャッサバには苦味種と甘味種があり、苦味種は主にデンプンへの加工用として用いられ、甘味種が野菜として食用にされています。
形はサツマイモに近いですが、先が細長く尖った感じになっていて、表面は木の幹のように固い皮で覆われています。
中の果肉の色は白で、固く水分があまり感じられません。甘味はなく淡白な味ですが、ネバリは少なくデンプンが多くもちっとしたようななんとも言えない食感です。
◆キャッサバの主な産地
アフリカのナイジェリアや南米のブラジルの他、インドネシアをはじめとする東南アジア諸国など、世界中の熱帯地域で作られています。ブラジルやアフリカでは主食としている地域もあります。
●キャッサバの美味しい食べ方
◆調理のポイント
ヨーロッパなどに輸出され、スーパーなどに並んでいるものは毒性があまり強くない甘味種で、皮を剥いて果肉を加熱調理して食べるそうです。
◆キャッサバの主な料理
皮を剥いたキャッサバを素揚げしたり、蒸かし芋にする他、煮物にも使われます。
◆キャッサバを使った料理をレシピサイトで探す
主な料理レシピサイトのキャッサバを使ったレシピのページにリンクしています。参考にされると良いでしょう。
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