スイートバジル/バジリコ:保存方法と料理
●バジルの保存方法
◆バジルは冷蔵庫に入れない
バジルは冷蔵庫に入れると二日もすれば低温障害を起こし黒ずんできます。生のまま保存する場合はコップなどに水を入れ活けて室内に置いておきます。
◆冷凍する
バジルはさっと洗って水気をよく切って、ジップロックなど密封できる袋に入れ、なるべく空気を抜いて冷凍します。使う際は解凍せずそのまま使います。ソースや煮物などに使いましょう。
◆塩漬けにする
バジルの葉をたっぷりの塩に埋めて冷蔵庫に入れておきます。使う場合は塩をさっと洗い流してソースや煮物に使います。塩にも香りハーブソルトのような感じになります。
◆オイル漬け
オリーブオイル(エクストラバージン)に浸けこみ冷暗所に保存します。すりつぶしてからでも、葉のままでも大丈夫ですが、葉のままの場合、枝や葉がオイル面の上に出ないようにしてく出さい。カビが生えます。少量のオイルと一緒にミキサーにかけ、ドロッとした状態の物なら冷凍しておくと良いです。ジェノべソースやピストーを作って冷凍しておいても便利でうすね。
◆乾燥させる
乾燥は天日またはレンジで乾燥させますが、やはり色、香り共に生や冷凍物に劣ります。
●バジル美味しい食べ方と主な料理
◆トマトとの相性が抜群
バジルの香りと鮮やかな緑は真っ赤なトマトと相性が非常によく、様々な料理で協演します。シンプルなものでは、カプレーゼ(caprese)があります。トマトとモッツアレラチーズを交互に重ね、バジルをあしらった前菜です。また、ケッカ(checca)もトマトとバジルにオリーブオイルをからめただけの物ですね、これはブルスケッタ(クロステーニ)や冷静パスタ、サラダなどに使います。そう言えば、ピッツア・マルゲリータはトマトソースにモッツアレラチーズ、トッピングはバジルだけですね。
◆ジェノベーゼとソース・ピストー
バジルはイタリア料理には欠かせないハーブの一つですね。よく知られているものでは、パスタや魚料理などに用いられるジェノベーゼ(Genovese)ソースがあります。これはジェノバで生まれたソースで、バジルとニンニク、松の実、チーズをオリーブオイルと共にミキサーにかけて作ったソースです。鮮やかなグリーンの香り豊かなソースになります。
一方フランスでもピストー(pistou)という名前で魚料理や野菜を使った前菜などに良く使われます。こちらは南仏プロバンス地方で生まれたもので、同じようにバジルとニンニクをオリーブオイルと共にミキサーにかけたものです。薬味として添えたり、のばしてソースとして使ったりします。
◆その他の主な料理
主にパスタや軽い前菜やサラダ、それにシーフード料理、鶏料理に使われます。牛肉料理にはあまり用いません。
◆バジルを使った料理をレシピサイトで探す
主な料理レシピサイトのバジルを使ったレシピのページにリンクしています。参考にされると良いでしょう。
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