紅ほっぺ(べにほっぺ):いちごの品種

紅ほっぺ(べにほっぺ):いちご

■紅ほっぺとは

●静岡県の登録品種いちご

紅ほっぺ

静岡県農業試験場(現農林技術研究所)で「章姫」に「さちのか」を交配して育成され品種で、2002(平成14)年7月に品種登録されています。「紅ほっぺ」という名前には、ほっぺが落ちるくらいコクがあり美味しく、また、親しみを持ってもらえるようにという願いがこめられているそうです。

非常に人気が出てきた品種で、最近では各地で栽培されるようになり生産量が増えてきています。

JA伊豆では「伊豆紅ほっぺ」という名前で独自の地域ブランド化を目指しています。

●紅ほっぺの特徴

農林水産省の品種登録データベースには以下の通り記載されています。

『果皮の色は鮮赤、果形は長円錘、果実の大きさは大、果肉色は鮮紅、果心の色は淡赤、果実の光沢は良である。花の大きさはやや大、花弁の色は白、花房当たりの花数は少、花柄の太さはやや太、花柄長はかなり長である。果実の硬さはやや硬、無種子帯はかなり少、そう果の落ち込みは落ち込み中、そう果数及び果実の香りは中である。季性は一季成、開花始期及び成熟期は中、開花位置は葉より下、可溶性固形物含量は高、酸度は中、日持ちはやや長である。「章姫」と比較して、果心の色が淡赤であること、花房当たりの花数が少ないこと等で、「さちのか」と比較して、小葉が大きいこと、果実が大きいこと、花柄長が長いこと等で区別性が認められる。』

●実際に食べてみた食味

紅ほっぺ

 果実は長円錘形で章姫程ではありませんがかなり大きくなるのが特徴で、果実の中まで赤く、果心部分も赤い色をしているのも特徴です。果肉は章姫よりもやや固くしっかりとした食感があります。甘みだけでなく酸味とのバランスも良くコクがあってとても美味しいイチゴです。