ヨモギ(蓬/よもぎ):旬と産地、選び方と保存方法、食べ方と栄養価、種類と特徴
●ヨモギ(蓬/よもぎ)とは
◆キク科ヨモギ属 (英)mugwort (仏)armoise commune
ヨモギはキク科ヨモギ属の多年草で、全国各地の野原や河川の土手などに自生しています。よもぎ餅(草餅)の緑の材料として知られていますね。
独特の香りがあり、お灸のもぐさとしても有名ですね。古くから食用だけでなく、それ以上に生薬として漢方では「艾葉(ガイヨウ)」と呼ばれ、食べる、飲む、浸ける、香りをかぐ、もぐさににするなど、万能薬としてちんちょうされてきました。
そう言う事から、ヨモギは日本のハーブと言えるでしょう。
ヨーロッパでは、ヨモギの近縁種のニガヨモギやオウシュウヨモギなどが知られていて、これらはいずれもハーブとして親しまれています。フランスの「アブサン」とはニガヨモギの事で、このアブサンを使った「アブサン」というリキュールが有名です。
ハーブの章で取り上げようかとも思いましたが、ハーブの香り要素として少し使うというより、おひたしや天ぷらなど、その物を食べる事も多いので野菜の章で取り上げています。
●ヨモギの主な産地は
◆ヨモギは日本全国に自生しています
ヨモギはどこにでもある草の一つで、いたるところで見られます。また、中国や韓国などにも分布しています。
●ヨモギ(蓬/よもぎ)の旬は
◆食用とする場合の旬は春です
先述のようにヨモギには様々な用途がありますが、食用とするのは若い芽で、それが採れる美味しい時期は3月から5月頃までの春です。
品種 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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ヨモギの若芽 |
■ヨモギの画像ギャラリー
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