かたくり／片栗／カタクリ＜春の山菜：特徴や保存方法と食べ方

●カタクリの葉と花

一つの株からチューリップと似た葉が２枚と、その真ん中から一本の花茎を伸ばし、先に薄い紫色の花を付けます。花の色は個体差があり、濃い紫色から赤みを帯びたもの、真っ白の物などもあります。

葉はチューリップよりもずっと薄く、黄緑色の地に紫っぽいまだらの模様が入るものが多いですが、これも個体によってはまだらが入らない緑一色の物も見られます。

日持ちしないのでなるべく早く食べるようにしましょう。それまでは袋などに入れ、冷蔵庫の野菜室に入れておきます。

長期保存する場合は古くから行われてきた天日乾燥という方法があります。さっと下茹でした物をムシロなどに広げて天日で干したもので、うまく干せると綺麗な色のまま乾燥させることができます。

葉と花の部分はさっと下茹でして使います。食感を残すように短時間で茹であげ、すぐに冷水に放ちます。優しい歯触りが身上で、味的には苦みやクセは無く、ほんのり甘味が感じられます。特に個性的な風味はほとんどないです。

下茹でした物をお浸しとして食べたり、クセが無いので胡麻和えなど色々な和え物に使えます。

花の姿のまま天ぷらにすると、文字通り料理に花を添える感じになりますね。

味噌汁をはじめ、吸い物など色々な汁物に使えます。

主な料理レシピサイトのカタクリを使ったレシピのページにリンクしています。参考にされると良いでしょう。

特徴や産地と旬　→

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