青唐辛子(あおとうがらし):特徴や主な産地と写真
●青唐辛子(あおとうがらし)とは
●ナス科トウガラシ属
青唐辛子と呼ばれるものには沢山の品種があり、伏見甘とうがらしや万願寺とうがらし、そして一般的な獅子唐などもすべて青唐辛子の一種です。
ここでは、辛くない青唐辛子ではなく、辛い品種について紹介します。
◆赤くなる前に収穫したもの
青唐辛子は木になったまま完熟させると真っ赤になり、所謂赤唐辛子に成ります。青唐辛子は色付く前に収穫したものです。
◆辛い品種か辛くない品種かの見分けはつきません
一般に伏見とうがらしとして売られているものは辛くない品種が多いのですが、辛いとうがらしも外見はそっくり、ほぼ見分けることが出来ません。韓国でよく使われている青唐辛子とも比較的似ていますが、購入する際には辛いものかどうか表示をよく確かめる必要があります。
●青唐辛子(あおとうがらし)の食べ方
◆加熱すると辛さは強くなる?弱くなる?
通常鷹の爪など赤唐辛子は加熱すると辛さが倍増するのはご存知でしょうか?それに対して青唐辛子は加熱すると辛さが和らぎ、ほんのりと甘みを感じるように成ります。とは言っても、辛さがすっかり消える訳ではないので注意してくださいね。
◆青唐辛子を使った主な調味料
青唐辛子は薬味的な調味料にも使います。「柚子胡椒」はこの辛い青唐辛子の種を取り除いたものに青柚子の皮をすり合わせたものです。また、山椒の実と共にすり合わせたものが「山椒とうがらし」と呼ばれるものです。そして味噌に酒やみりんと共に青唐辛子を練り混ぜたものが「南蛮味噌」と呼ばれるものです。
いずれも家庭で簡単に作れて保存も利くので、是非一度試してみてはいかがですか?
◆青唐辛子を使った料理をレシピサイトで探す
主な料理レシピサイトの青唐辛子を使ったレシピのページにリンクしています。参考にされると良いでしょう。
クックパッド | レシピブログ | 楽天レシピ |
青唐辛子(あおとうがらし)の写真ギャラリー
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