京ラフラン:特徴や産地と旬
●京ラフランとは
◆京都大学と京都市が開発した新野菜
京ラフランは京都大学がダイコンとコールラビを交配させ平成18(2016)年に開発した、同じアブラナ科の属間雑種で、柔らかい茎と葉、それに花蕾を食用とします。「ラフラン」という名称は、ダイコンの学名”ラファヌスサティブス”とキャベツの和名”カンラン”を合わせた造語だそうです。
平成21(2009)年から京都市が京都大学と連携し、市が育成した苗を市内の農家に販売する本格的な栽培が始まりました。
◆京ラフランの特徴
京ラフランは葉の形状は大根にも似ていますが、茎が太く、両毛地域で作られている「かき菜」と似ています。
菜花と同じように、塔立ちして花蕾が付いた時点で収穫されています。
京都市の紹介によるとホウレンソウに対し、カルシウムがの1.7倍、ビタミンB6が1.8倍、総ビタミンCが2.9倍と栄養価が大変優れているとのこと。
●京ラフランの主な産地と旬
◆主な産地と生産量
京ラフランは京都市で栽培出荷されています。中でも、京北地域が当初より産地として力を入れています。生産量は増えつつあり、現在は関東へも出荷されています。
◆京ラフランの収穫時期と旬
冬の間からハウスで栽培され、収穫の盛期は3月から5月頃までで、その時期が旬となります。
品種 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
京ラフラン |
FacebookとTwitter