その他のビワ(枇杷/びわ)の主な品種とそれぞれの特徴
田中(たなか)
「茂木」に対して、東の「田中」と言われるように、全国に房州(千葉県房総半島)枇杷を知らしめた品種。
果実は「茂木」よりも大きく、70gほどの大きさ。味は、「茂木」よりも幾分酸味がありますが水分を多く含み糖度が高いのが特徴です。
大房(おおぶさ)
「田中」と「楠」の交配種。これまでの「田中」に代わり、房州枇杷の代名詞になりつつあります。
果実はやや大きく、味は甘さが強く、酸味は穏やかです。
土肥(とい)
静岡県の特産物。
「土肥の白びわ」と言われており、果実はやや小さく、果肉も白っぽい色をしています。美味しい枇杷ですが、食べられるところが少ないのが難点。
丸ままトッピングに使うにはいいでしょう。
瑞穂(みずほ)
枇杷の中では特に大きな品種です。 栽培が難しく,出荷量も少ない為、店頭ではあまり見かけない貴重な品種です。
房光(ふさひかり)
「瑞穂」に「田中」を高配した品種です。果面は濃い橙黄色で光沢があり、完熟すると桃色を帯びて外観の美しい果実です
果肉はやや粘性ですが軟らかく、糖、酸共に高く食味は濃厚で、果肉のきめが細かくなめらかな食感があります。
楠(くすのき)
高知県生まれの枇杷です。美味しいのですが、果実が小さく、少ししか食べるところがありません。コンポートなどにして、丸ごとデザートの飾りに使うといいかもしれません。
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