長崎早生(ながさきわせ)<びわの品種
■長崎早生(ながさきわせ)とは?
●長崎県生まれの早生品種
長崎早生は長崎県で「茂木」と極早生種の「本田早生」を交配し育成された早生品種で、1976年(昭和51年)に品種登録されました。
早生ビワの代表的な品種で、長崎県では主にハウスで栽培され、早いものだと1月頃から収穫が始まります。
●長崎早生(ながさきわせ)の特徴
長崎早生の果実は親となった茂木とよく似ています。傾向としては、茂木よりもやや赤みが濃い橙色をしていています。大きさは40g~50g程の物が多いようです。
果肉はジューシーで、糖度は茂木よりも高く12度前後で安定していて、食感、味共に美味しいビワです。
●長崎早生(ながさきわせ)の主な産地と栽培面積
長崎早生は主に西日本で栽培されており、主要な産地は鹿児島県と長崎県で、鹿児島県では露地栽培も行われています。この両県で全国の約83%を占めています。その他、熊本県や愛媛県、大分県、和歌山県でも作られています。
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