シャドークイーン/ばれいしょ農林57号<ジャガイモの品種
●シャドークイーンとは
◆北海道生まれの紫ポテト
シャドークイーンは2006年11月に公表された紫色のジャガイモです。
北海道農業研究センターにより、紫肉品種「キタムラサキ」の開放受粉種子より選抜された物を育成された品種で、外見は黒っぽい濃い紫色をしていて、中は鮮やかな濃い紫色をしています。
この紫色の果肉には紫肉の既存品種「キタムラサキ」や「インカパープル」と比べてもペタニンを主とするアントシアニン色素を約3倍も含有しているとされています。生いも1gあたり8.16mgものアントシアニンを含んでいるとされています。
●シャドークイーンの食べ方
◆調理のポイント
シャドークイーンは加熱しても果肉の紫色がしっかりと残ります。その色を活かす料理や菓子に使いたいですね。
茹でた時には男爵と同程度の煮崩れ具合ですが、ホクホクした感じにはなりません。ジャガイモとサツマイモの中間位な感じの食感です。
◆主な料理
紫色のポテトチップスや、薄紫色のポタージュやビシソワーズなどのスープなどはいかがですか?
写真は皮付きのまま茹でてから皮を剥いたものと、それで作ったポテトサラダです。色の濃さは栽培環境や個体差が多少あるようですが、写真のように紫色のサラダに仕上がります。
◆シャドークイーンを使った料理をレシピサイトで探す
主な料理レシピサイトのシャドークイーンを使ったレシピのページにリンクしています。参考にされると良いでしょう。
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