インカのめざめ(インカの目覚め) <ジャガイモの品種

インカのめざめ(インカの目覚め) <ジャガイモ

●インカのめざめとは

◆農研機構生まれの新品種

インカのめざめ(インカの目覚め) <ジャガイモ

インカのめざめは(独)農業・食品産業技術総合研究機構北海道農業試験場において、1987(昭和63)年に、南米アンデス地域の在来種とアメリカ品種との交配から生まれた「W822229-5」と国際ポテトセンターから導入された黄肉種の「P10173-5」を交配させ生まれた実生から選抜育成されたジャガイモで、1997(平成9)年に品種登録の出願が出され、2001(平成13)年2月に登録されました。

出願時は「島系575号」として検査を受けました。

◆インカのめざめの特徴

インカのめざめ(インカの目覚め) <ジャガイモ

いもの長短はやや長、扁平度は弱、形は卵形、皮色(1次色)は黄褐、表皮の粗滑は滑、目の数は少、深浅は浅、肉色(1次色)は黄、休眠期間は極短、枯ちょう期は極早、初期生育及び早期肥大性はやや速、上いも平均1個重は極小、肉質は中、黒変の程度は微、煮くずれの程度は少、食味は上である。(以上、農林水産省品種登録データベースより)

重さが平均50g前後と比較的小ぶりのジャガイモで、断面を見て分かるように果肉が綺麗な黄色をしています。

肉質はやや粘質できめが細かく、舌ざわりがとても良いです。皮を剥いた後の変色もほとんどなく、加熱調理したも綺麗な濃黄色が活かせます。

一般的な男爵と比べでん粉価が高く、調理加工性に優れ、独特の風味があります。

◆カロテノイド系色素がキタアカリの7倍

果肉の濃黄色は抗酸化作用が強いカロテノイド系色素によるもので、その中のゼアキサンチンという成分が黄肉種で知られるキタアカリの約7倍も含まれているそうです。

◆小規模農家向けで生産量が少なく希少品種

比較的小ぶりのじゃがいもで、大型機械では取りこぼしが多くなることや、収量が少なく休眠期間が極めて短いため長期間の保存に向いていない事等から大規模栽培には適さない品種で、生産量は限られています。

◆インカのめざめに適した料理

煮崩れしにくいのでシチューやカレー、肉じゃがなどの煮物に向いている他、揚げ物にも変色しにくく綺麗に仕上がります。

また、色が黄色で綺麗なので、茹でて賽の目に切り、サラダに仕上げたり、炒め物にも崩れにくく美味しいです。

インカのめざめ(インカの目覚め) <ジャガイモ

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