アップルマンゴーの特徴と写真
■アップルマンゴーとは?
●外皮の色が赤く色付くマンゴーの総称
アップルマンゴーと呼ばれるものにはいくつか品種があり、どれも熟すと表皮の色がリンゴのように赤く色付くことからそう呼ばれるようになりました。今ではインドやオーストラリアなどいろいろな国から輸入されるようになりましたが、日本に大量に入ってき始めた頃は主にメキシコから輸入されていたことからメキシコマンゴーとも呼ばれていました。果肉が柔らかくオレンジ色で、強い甘味と豊かな香りが特徴です。甘さを引き立てる酸味もあり、ムースなどにしても比較的味がはっきりしています。果皮の緑色の部分が明るい黄色になって全体が柔らかくなり、甘い香りがしてきたときが食べごろです。
国産では、宮崎県や沖縄の物が有名。主にアーウィン種が栽培され、甘みが濃厚で芳醇な味わいですが、その価格にびっくりしてしまいます。一般庶民の口には早々入らない高値の花です。また、宮崎では、木から自然に落下するまで完熟させることで、これまた非常に甘いマンゴーが出荷されています。
●アップルマンゴーの主な輸入元と品種
メキシコ産のマンゴーは4月から6月にかけてヘイデン(HADEN)種、5月から8月頃まではケント(KENT)種を中心に輸入されています。また、夏にキーツ(KEIT)種、春にトミーアトキンス(TOMMY ATKINS)なども入ってきます。ブラジルからはトミーアトキンスを中心にケント種などが輸入されています。
一方南半球のオーストラリアからは冬の初め頃にピーチマンゴーの名称で知られるケンジントン・プライド種が入り始め、2月頃からはケイト種が入ってきます。
インドからはアルフォンソ種やケサール種、チョウサ種などアップルマンゴーとは少し違った品種が色々入ってきています。
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