●メバルの生態や特徴
◆メバルとは
分類:魚類 > 条鰭綱 > カサゴ目 > カサゴ亜目 > メバル科 > メバル亜科 > メバル属(日本海洋データセンターより)
学名:Sebastes Cuvier, 1829(メバル属)
和名:めばる/眼張、目張
英名:rockfish
別名:ソイ、スイ、クロゾイ、ナガラ
●アカメバル、クロメバル、シロメバルのメバル3種
「メバル」という名称はいずれもカサゴ目メバル科メバル属に分類されているアカメバル、クロメバル、シロメバルの三種やウスメバルなどを指す総称です。
アカメバル、クロメバル、シロメバルの三種はかつて「メバル」という同一種として扱われていましたが、2008年に見直され、「アカメバル」、「クロメバル」、「シロメバル」をそれぞれ別種とみなすよう分類されました。また青森など東北地方ではウスメバルをメバルと呼ぶなど、地方によって呼び方が違います。
メバル属に分類されるのはその他にも日本近海にはエゾメバル、クロソイ、キツネメバル、タヌキメバルなど33種おり、それらの中には大型になるクロメヌケやサンコウメヌケ、ヒレグロメヌケなども含まれています。これらの大型種は食材としてみた場合、他のメバル属とは別物と考えていいでしょう。
このページでは上記のアカメバル、クロメバル、シロメバルの三種を中心に「メバル」としてその食べ方や栄養価などを紹介していきます。
「メバル」は日本中でとれる代表的な近海魚です。大きな目が張り出して見える事から、眼張と呼ばれるようになったそうです。早春の海釣りの代表的な魚でもあり、「目春」や「春告魚」とも呼ばれています。
●主な産地は
メバルは北海道から九州まで各地で漁獲されています。また、産地によって獲れる魚種も違い、寒い地方の方が獲れる種類も多くなっています。
■メバルの旬は
ウスメバルは筍(たけのこ)の出る季節においしくなるといわれ、3月後半~5月が多く出回る時期です。一方、瀬戸内海などで獲れるメバル(黒メバル)は秋口から産卵前の年明けあたりまでが美味しいと言われています。
ちなみに一般に筍メバルと呼ばれているものはウスメバルを指し、標準和名の「筍メバル」とは別種です。
旬のカレンダー | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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ウスメバル | ||||||||||||
エゾメバル | ||||||||||||
メバル三種 |
メバル属の魚
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