キンカン(金柑/きんかん):食べ頃の旬と産地やブランド

きんかん(金柑)

■キンカン(金柑/きんかん)とは

●ミカン科キンカン属

きんかん(金柑)

キンカンはミカン科キンカン属の木になる果実で、原産地は中国とされています。一般的には柑橘類として扱われていますが、実は柑橘属ではなく、独自の金柑属という分類になります。また、みかんなどと違い、果肉もさることながら、皮ごと食べられ、柔らかい苦味と甘味があって美味しいです。

●金柑のデザートはかわいいかも

皮ごと食べるので、ビタミンCがたくさん採れます。あまり洋菓子店では見かけませんが、タルトや焼き菓子などにも向いている上、美味しいだけでなく、見た目がかわいいのでこれからどんどん使って欲しい食材です。

■キンカンの主な産地とブランド

●金柑の主な産地

政府がまとめた平成22年産のきんかん生産量データを見ると、宮崎県がダントツで全国の約7割を生産しています。次いで鹿児島県や熊本県など。主に暖かいところで作られていると言うことがわかります。

●「たまたま」

たまたま」は宮崎のブランドで、かつて東国原知事が宣伝されて一躍有名になりましたね。

基準は宮崎県内の温室栽培で、開花結実から210日以上を経過、糖度16度以上、サイズL以上の大きさのものとなっています。2010年に基準が変わり、以前よりもレベルを下げています。

●「たまたまエクセレント」

宮崎県内の温室栽培で、開花結実から210日以上を経過、糖度18度以上、サイズ直径3.3cm以上のものとなっています。2010年に変更されるまでは、この基準が「たまたま」の基準でしたが、「完熟きんかん」の基準が全て「たまたま」となった為に、新たに新設されました。

●鹿児島ブランド産地と「春姫」や「いりき」

鹿児島県認定のブランド産地で、川薩地区(薩摩川内市)と南さつま地区(南さつま市,南九州市,枕崎市)のハウスキンカンが認定されています。

この中で、JA南さつまでは同地区内のハウスまたは温室栽培のキンカンで、糖度が16度以上の物を「春姫」というブランドで基準を設けています。また、鹿児島県薩摩川内市入来町の「温室きんかん」で生成りで完熟させ、糖度が16度以上のものが「いりき」というブランドで出荷されています。

■キンカンの食べ頃の旬

●金柑の美味しい旬は冬です

キンカンの栽培は主に「温室」と「ハウス」、それに「露地」の3つの栽培スタイルがあり、温室栽培の物が早ければ11月末頃から収穫が始まります。露地物は1月から3月にかけて収穫されます。

最も美味しく、沢山出回る旬の時期は1月中旬から3月上旬までとなります。

品種 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月
金柑