レイトソルダム(レートソルダム):来歴や特徴と産地や旬
●レイトソルダムの来歴や特徴
◆レイトソルダムの来歴
「レイトソルダム」は「ソルダム」の枝変わりから選抜育成された晩成種で、「レートソルダム」と表記されていたりもします。
通常のソルダムよりも20日ほど収穫時期が遅い品種で、他の品種と共に産地では品種をリレーしながら長期間出荷できるように栽培されています。
◆レイトソルダムの特徴
「レイトソルダム」の果実は果重120~180gと「ソルダム」よりも少し大きめで、果形は同じような円形です。果肉は柔らかくジューシーで、糖度も14~16度と高くなる傾向があります。
◆実際に食べてみたレイトソルダムの食味
撮影したレイトソルダムは完熟した状態で、果皮、果肉ともに濃い赤紫色に色付いており断面が都店きれいでした。
果肉は柔らかく、食べてみると果肉は口の中で噛まずともほぐれ、果汁と共に強い甘みが口に広がりました。酸味はあまりなく、陰で甘味を支えているような印象です。
●レイトソルダムの主な産地と旬
◆主な産地と生産量
レイトソルダムの主な産地は山形県と山梨県です。農林水産省がまとめた2018年産のソルダムの栽培面積を見ると山形県15.1ha 山梨県7.8haの両県のみとなっています。
他の産地でも栽培されている農園はあると思いますが、個々の農園で少量栽培されている程度だと思われます。
◆レイトソルダムの収穫時期と旬
レイトソルダムの収穫時期はソルダムソルダムより20日位遅いとされており、市場に出回るのは8月上旬頃から9月上旬にかけてで、出盛りの旬は8月中旬から下旬にかけてとなります。
品種 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | ||||||||
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レイトソルダム |
●レイトソルダム(レートソルダム)の写真ギャラリー
撮影機材: CANON EOS R5 , SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO
ロゴなし元画像サイズ:約4500万画素 8192X5464pix 350dpi RAWデータあり
各画像をクリックしていただければ拡大画像がご覧いただけます。
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