カリフォルニア(California)<西洋梨の品種
■カリフォルニアとは?
●アメリカ生まれの西洋梨
カリフォルニアは1959年にアメリカのカリフォルニア州立大学において「マックスレッドバートレト」に「コミス」を交配させ、得られた実生から選抜育成された西洋梨で、1974年にアメリカで植物特許が認められています。(米国植物特許No.3599)
●カリフォルニアの特徴
この洋ナシの特徴はなんと言ってもこの綺麗な色合いではないでしょうか。収穫時は黄緑色の地に赤色の部分が広がっている感じで、食べ頃に熟すと写真のように地色が黄色になり、赤く染まった部分とのコントラストがまるで秋の紅葉を思わせます。
大きさは250~400g程で、形は括れがなくたた縦長のずんぐりした感じですが、ラ・フランスのようにゴツゴツとはしていません。
果肉は西洋梨らしいジューシーで滑らかな舌触りと芳醇な香りが強く、甘さも一般的なラ・フランスより甘く感じられます。
■カリフォルニアの主な産地と旬
●主な産地と生産量
写真の物は山形県産で、ネットで流通しているのも山形県産が多いようです。国内ではごく一部でしか栽培されていないようで、政府のデータにも記載されていません。
●カリフォルニアの収穫時期と旬
収穫は9月中旬から下旬頃にかけて行われ、追熟を経て出荷されています。出回るのは10月に入ってからで、11月頃までとなっています。出盛りの旬は10月いっぱいとなります。
旬のカレンダー | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||
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カリフォルニア |
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