ゼスプリ・サンゴールド:来歴や特徴と産地や旬
ゼスプリが開発したキウイフルーツの品種、サンゴールドの来歴や特徴と実際に食べた食味をはじめ、収穫時期や出盛りの旬などを沢山の写真と共に紹介します。
●サンゴールドとは
◆サンゴールドの来歴
サンゴールドは2012年6月に販売が開始されたゼスプリの新品種で、開発に10年の歳月を費やしたとされ、世界7カ国で2000人以上の消費者による試食調査の上で選び出された食味の良いキウイフルーツです。
これまでの「ゼスプリ・ゴールド」よりジューシーで形はグリーンと同じような俵型をしています。両方を足して割ったようなキウイです。
◆サンゴールドの特徴
サンゴールドの形は、グリーンと同じような俵型ですが、その表面はゴールドと同じように産毛があまりなくすべすべしています。一般的に出回っているものの大きさはやや小ぶりの物が多いようですが大きいものもあります。
果肉の色はゴールドとよく似ていて、緑が弱く黄色っぽい色をしていて、とてもジューシーで柔らかく、甘味は強いですが酸味も程よく含んでいてとても美味しいです。
また、サンゴールドの果肉は食べ頃になった状態で店頭に並んでいる事が多く、買ってきてすぐに食べても果肉は程よく熟していて柔らかく、スプーンですくって食べることができます。
表皮に毛がほとんどないので、皮をむくときにポロポロと毛が落ちて果肉に着く事もないのもいいですね。
ゼスプリのホームページにサンゴールドが含む栄養成分表が出ていますが、それによるとサンゴールドには100g中152mgのビタミンCが含まれているとされ、一般的なグリーンのタイプが69~71mgとされるので、その倍以上含んでいることになります。
●サンゴールドの主な産地と旬
◆主な産地と生産量
ゼスプリ・サンゴールドは主にニュージーランドで栽培され日本にも沢山輸入されています。
また、2016年からは国内産のゼスプリ・サンゴールドも出荷が始まっています。農林水産省がまとめた2019年産特産果樹生産動態等調査によると、国内のサンゴールドの栽培面積は香川県の15haをはじめ、佐賀県1.9ha、大分県でも1ha栽培されているとあります。
◆サンゴールドの収穫時期と旬
ゼスプリ・サンゴールドはニュージーランド産が4月末頃から10月中旬にかけて輸入され、国内産は11月末から12月末にかけて出荷されています。
品種 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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サンゴールド(輸入) | ||||||||||||
サンゴールド(国産) |
< 出 典 >
※ 「トロピカルな甘さが人気のサンゴールド」ゼスプリホームページ