スターフルーツ／ゴレンシ：選び方と保存や食べ方
■美味しいスターフルーツの選び方と保存方法
●艶があり、茶色く変色した部分などがないもの
選び際には表面に艶があり、触った時に張りがあるものを選びましょう。十分に熟したものは少ししなびたような感じなりますが、鮮度落ちのものもそういう感じになるので、買う時点ではそういったものは避けたほうが無難です。
●緑のものはサラダ用、デザートには黄色く熟したものを
スターフルーツは追熟する果物です。全体に黄緑が強いものはまだ未熟で、ほとんど甘味がなく酸味が強いです。サラダやピクルスなど料理用に使う場合はそういった未熟なものを使います。果物として生色するのであれば少し追熟させ、黄色が強くなってからのものを選びます。熟すと酸味が落ち着き、ほんのり甘味が出てきます。
と良いでしょう。熟するに従って果実の色が緑色から黄色に変わるが、熟しすぎる前の少しだけ青みが残っている時期が、果物としての食べ頃。サラダに入れて食する場合は、完熟していない青い状態のものを用いることが多い。
果実の色が緑色の場合、熟させるため、20度前後の室温で保存しておくのがよい。熟した後は冷蔵庫内で保管する。
●保存方法
追熟させる場合は２０度前後の室内においておきます。食べ頃となったものは乾燥しないようナイロン袋などに入れて冷蔵庫の野菜庫に入れておきましょう。
■美味しい食べ方
●フルーツとして生食する
食べ頃に熟したものはフルーツとして生のまま食べられます。皮は薄く剥く必要はありませんが、星型の角の部分（少し黄緑が残っているところ）には渋みがあるので細くそぎ落とします。後は輪切りにすれば綺麗な星型になります。
ただ、スターフルーツは果梗側（枝についていた側）から果頂部に向けて甘くなっていくようです。なので、先の方ほど甘いということになり、輪切りでは甘さに差が出ることになります。
不公平をなくすには、星型に出っ張っているヒダのＶ字の谷にそって包丁を入れ、5枚の羽状に切り分ける方法があります。
●サラダに使う
少し未熟で青いものは酸味がしっかりとしていて、シャキシャキとした食感が楽しめるので、サラダに加えても美味しいです。星型のスライスを散らすと見た目も可愛いですよ。
●ピクルスにする
両端を薄く切り落として丸ごとピクルスにしても良いです。もちろん早く漬け込みたいのであればスライスやスティック状にして漬けても良いでしょう。
●砂糖漬けのコンフィ
数回に分けて少しずつ糖度を高めたシロップで煮てコンフィに仕上げても星型で綺麗です。大量に合って使いきれない時等はジャムにしてしまうという手もあります。ただ、せっかくの星型は楽しめず、香りもほとんどないので言わなければ何のジャムか分からない感じにはなってしまいます。
