ナツミカン(夏みかん)の選び方と保存方法、食べ方と栄養価

ナツミカン(夏みかん)/夏橙(なつだいだい)

 ナツミカン(夏みかん)を選ぶ時のポイントや保存方法と美味しい食べ方などを沢山の写真とともにと共に紹介します。

■美味しいナツミカン(夏みかん)の選び方と保存方法

●選ぶポイント

 美味しい夏みかんを手に入れる一番のポイントはこだわりを持って栽培されている定評のある生産者の物を買う事です。スーパーなどで売っているものを選ぶ時は下記の3つのポイントをチェックしましょう。

1. 全体にムラなく濃い黄色に色付いていて、表面に傷や変色が無く張りがあるもの。

2. 頭のヘタの部分が緑で茶色くなっていないものがいい。

3. 手に持った時にずっしりと重みを感じるものを選びます。軽い物はスあがりといって中がスカスカになっている事がよくあります。

ナツミカン(夏みかん)/夏橙(なつだいだい)

●冷暗所でなるべく空気に触れさせないようにする

 保存は直射日光が当たらない涼しい所を選んでください。冷蔵庫は乾燥して皮がしぼんでしまうので、入れるのであればしっかりと全体をラップで包んでください。冷やしすぎに注意しないと低温障害を起こしてしまいます。

 箱のまま保存するときは、 出来るだけ外気に触れないように、隙間を塞いで保存した方が長持ちします。

■ナツミカン(夏みかん)の食べ方

●皮をむく

 皮もジョウノウも厚いので剥きにくい。上と下をナイフで皮の部分をスライスするように切り落としてから剥くとやりやすい。また、オレンジやグレープフルーツのように、ナイフで皮を剥き、クシ型にフサを切りだすと食べやすい。

 昭和の時代、まだ甘夏など他の柑橘が初夏に出回っていなかった頃は、夏ミカンに砂糖を振って食べていました。

ナツミカン(夏みかん)/夏橙(なつだいだい)

 蜂蜜をからめたり、蜂蜜漬けにしても美味しい。

●料理にも使えます

 果肉がしっかりしているので、房をほぐしてサラダに使ったり、和え物に使ったりしても美味しいです。また、房のままタルトのトッピングにしても良いでしょう。

●マーマレードに

 皮と共に砂糖で煮てマーマレードを作っても美味しくできます。

●皮でピールチョコ

夏みかんの皮の砂糖漬け

 皮をナイフで剥き、ワタの部分を薄くそいで厚みを揃え、沸騰した茹で茹でこぼしを何度かしてアクを抜き、シロップで煮詰め乾燥させた物をチョコレートでコーティングします。

 ほのかな苦みと爽やかな香りがチョコレートと混ざりあう上品な味の菓子が出来上がります。

皆さんで是非このサイトを盛り立ててください。よろしくお願いします。