アムスメロン
■アムスメロンとは?
●アムスメロンの”アムス”はオランダの首都アムステルダムが由来
アムスメロンはアールスフェボリットとロッキーフォードから生まれた品種を母とし、それにオランダ系のオーゲンという品種を父として生まれました。 財団法人日本園芸生産研究所によって交配育成され、1974年に発表されました。名前のアムスは父方の生まれ故郷オランダの首都アムステルダムにちなんでつけられたそうです。
●アムスメロンの特徴
アムスメロンはネット系メロンではありますが、スイカのように縦に網目が無い部分が縞のようになっているのが特徴で、果肉は綺麗な薄い緑色で柔らかく多汁。また、皮が薄く、その分果肉が厚く食べ応えがあります。香りもいかにもメロンという芳醇な甘い香りで、味と価格のバランスもよく人気がある品種となっています。
栽培環境によって網目のばらつきがかなり見られます。傾向としては、細かい網目が全体に綺麗に現れているものの方が香りや甘味が強く美味しいです。
■アムスメロンの主な産地は
●各地でブランド化されています
アムスメロンは人気が高い品種で、各地で盛んに生産されブランド化されています。その一例をあげておきます。
千葉県 銚子市 「銚子メロン」
島根県 益田市 「益田アムスメロン」
鳥取県 東伯郡 「砂丘メロン」
滋賀県守山市 「守山メロン」
長崎県佐世保市 「柚木アムスメロン」
長崎県壱岐市 「壱岐アムスメロン」
愛媛県 西条市、徳島県 阿波市、秋田県 八竜町、香川県小豆島
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