スイートルビー＜ネット系赤肉メロン：特徴や産地と旬

●スイートルビーとは

スイートルビーは青森県のブランド「つがりあんメロン」５品種のうちの一つで、２０１０（平成２２）年から生産が始まった比較的新しいメロンです。

栽培に関しては青森オリジナルメロン生産連絡協議会が定植から収穫、出荷まで指導を行い、収穫は糖度検査で糖度15度以上のものを目安に収穫されているそうです。

スイートルビーはつがりあんメロンの中では唯一ネット系の赤肉種です。大きさは一玉１ｋｇ～１．５ｋｇほどで長楕円形の果皮は灰緑色で表面にはタカミメロンと同じような網目が入っています。

切った断面の通り、果肉は赤肉メロンとしてはやや色が薄目で、外側の皮近くは黄緑色をしています。

糖度が高く、日持ちする品種とのことで、買った時の状態によっては追熟が必要。食べ頃の見極めはお尻を軽く押してみてソフトな弾力が出てくればOK。

外側が黄緑色なので一見まだ追熟が足りないかと思いきや、食べてみるととても甘く果汁もたっぷり。今回食べたものはまだ果肉はすこし固めでしっかりしていましたが、十分に追熟させると柔らかく滑らかになるようです。

スイートルビーの主な産地は青森県つがる市の西側に広がる屏風山（びょうぶさん）砂丘地域で、この辺り一帯は水はけが良く、昼夜の温度較差が大きいことから、メロン栽培に最適な環境ということで、スイートルビーに限らず全国有数のメロン産地となっています。

スイートルビーの収穫は７月下旬頃から始まり、８月下旬頃までで、食べ頃の旬は７月下旬から８月中旬までとなります。

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