オトメメロン<メロンの品種
■オトメメロンメロンとは?
●茨城県オリジナル品種の青肉のネット系メロン
オトメメロンは1995年にタキイ種苗によって開発された品種で、大島種苗店の協力によって茨城県旭村(現鉾田市)において試験栽培が進められ、2000年に初出荷されました。現在大島種苗店が種苗の販売代理店となっています。
名前は大島種苗店とタキイ種苗のオリジナルメロンであることから、頭文字をとって オトメ メロン(OSHIMA TAKII ORIGINAL MELON = OTOME)と命名されたそうです。
主な産地は茨城県鉾田市旭となっています。
●オトメメロンの特徴
オトメメロンの特徴は、早出しのメロンの中では大玉傾向にあり、表面の網目も細かく美しいです。
形はほぼ球形で、皮は薄く、果肉に厚みがあり、とてもジューシーで糖度も15度前後で安定しているとの事です。
写真の物は秀品Lサイズのもので、ラベルにバーコードが記載され、生産者や品種情報なども検索できるようになっていました。それによると、このメロンの糖度は14.8度とされていました。
食べてみると、果肉は適度に柔らかく非常に多汁で、何よりもバランスが取れた甘さを強く感じ、風味も良くとても美味しいメロンでした。価格を考えるととてもコストパフォーマンスに優れたメロンだと感じました。
●オトメメロンの収穫時期と旬
オトメメロンは早出しのメロンで、主にハウス栽培されています。収穫は3月下旬ごろから始まり、出盛りのピークは5月上旬頃となります。旬はゴールデンウイークの前後4月中旬から5月中旬ごろとなります。
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