キスミー<メロンの品種
■キスミーメロンとは?
●手頃な価格のアールス系青肉ネットメロン
キスミー・メロンは1995年に株式会社埼玉原種育成会から販売され始めた青肉のネット系メロンで、アールス系と露地ネットメロンのハイブリットとされています。
表面にマスクメロンのような美しいネットがはいり、味的にすぐれたメロンが手頃な価格で食べられるありがたい品種の一つです。
また、同じ会社から出されているこのシリーズに「ラブミー」という赤肉タイプもあります。しゃれたネーミングですよね。
●キスミーメロンの特徴
種苗会社のサイトによると
『外観、食味、このクラス最高。
作りやすさ抜群、ハウス、露地ともに栽培可能 変形果、発酵果少なく、店持ち性に優れる。
黄白緑色の果肉はマイルドな食味でメルティング質な肉質。 店持ち性に優れ、実くずれがしにくい。』
と書かれています。
●実際に食べてみた評
今回入手したものは青森県産のもので、大きさは個体差があるようですが、この手のメロンの中ではやや大きめで、表面には全体に均一な美しいネットが見られます。
果肉は熟し具合にもよりますが、やや黄色みが強めの黄緑で、果肉は締りがあって崩れにくく、皮近くの果肉は少し固く感じます。それでも、食べてみると皮近くまで甘く、食べることができました。
香りはそれ程強くありませんが、とにかく甘みの強さが印象的で、果肉がしっかりしているにもかかわらずとてもジューシーで、口いっぱいにメロンの甘味が広がりました。
それでいて価格は1玉1,000円でお釣りがくる程度で、とてもコストパフォーマンスに優れていると感じました。
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