イバラキングメロン<メロンの品種
■イバラキングメロンとは?
●茨城県オリジナル品種の青肉のネット系メロン
イバラキングは茨城県が開発したオリジナル品種で、4月から5月にかけて収穫でき、肥大性や食味が優れた品種です。アールス系で食味、肉質が優れるとともに、栽培特性が優れる系統と、果実肥大性に優れるネット系メロンを育成し、親として交配したF1品種となっています。登録品種データベースによると、 「アンデス」の培養変異後代を母系、「アールスセイヌ夏Ⅱ」の自殖後代を父系とする交雑種とされています。
2010年に品種登録されたばかりのまだ新しい品種で、名称は、全国一のメロン生産量を誇る茨城県の「メロンの王様(キング)として茨城の顔になってほしい」との願いを込めて命名されたそうです。
●イバラキングメロンの特徴
イバラキングの大きな特徴は、茨城県農業総合センターのホームページによると、『大きな特徴は果実の肥大性です。5月中旬以降の品種として普及している主力品種よりも1割以上果実が大きく、4月下旬から5月上旬の早期出荷で肥大性の良い早生品種と比べても、同等以上に大きくなります。
糖度は主力品種と同等に高く、さわやかな甘さと滑らかな肉質が特徴です。日持ち性は早生品種より優れています。 』とされています。
実際に買ったものは、表面の網目は部分的に網目が太くなっているところもありますが非常に綺麗で、皮は薄く果肉が肉厚でした。食感に特徴があり、他のネット系メロンとは少し違った感じで、舌にネットリとまとわりつくような滑らかさがあり、とても甘いメロンでした。
Twitter