メロゴールド:来歴と特徴や産地と旬
●メロゴールドとは
◆ミカン科ミカン属(英)melogold
メロゴールドはカリフォルニア大学リバーサイド校において、1958年に4倍体のグレープフルーツ「ホワイト」と文旦の一種である「ポメロ」を交雑させ生まれた実生から選抜育成された3倍体柑橘で、1986年に公表されました。1980年には姉妹品種としてスウィーティー(オロブロンコ)も公表されています。
メロゴールドの名称は「Mellow flavor」(メロウフレーバー)=酸味が穏やかでまろやかな味と、姉妹品種のスウィーティーと比べ果皮が濃い黄色「Gold」に色付くことから付けられたそうです。品種の特許はカリフォルニア大学が持っています。
◆メロゴールドの特徴
メロゴールドは姉妹品種のスウィーティーに比べ大玉で、500~600gとなっています。大きいものだと1kg近くになるものもあるようです。
形は文旦のような球形に近いものもありますが、その多くは扁平気味で、頭の部分が尖った感じになっています。表皮は薄い黄緑色から黄色で、白い綿の部分はグレープフルーツよりやや厚みがあります。
種はほとんど無く、果肉は果汁が多い割にブンタンのようにサジョウがしっかりとしていて、グレープフルーツ程酸味や苦味を感じません。
●メロゴールドの主な産地と旬
◆主な産地と生産量
メロゴールドはほとんどアメリカでしか栽培されていないようです。国内に流通している物も全てアメリカから輸入されたものです。
◆メロゴールドの収穫時期と旬
アメリカ、カリフォルニア州では11月頃から収穫が始まります。国内に出回るのは12月から3月位までとなります。
旬のカレンダー | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
メロゴールド |
Twitter