銀泉まくわ/きんかん瓜<マクワ瓜の品種
■銀泉まくわ/きんかん瓜とは?
●北陸の伝統野菜のまくわ瓜
銀泉まくわ/きんかん瓜は富山地方では「銀泉まくわ」という名称で古くから作られていて、農林水産省のホームページによると富山県富山市の伝統野菜として扱われています。一方「きんかん瓜」というのは福井県での呼び名で、こちらでも古くから親しまれてきたようです。
ルーツはタキイ種苗の説明によると、『菊メロンと黄マクワの雑種から育成された特徴的なマクワウリ。』となっています。韓国で一般的な「チャメ」と呼ばれるまくわ瓜と外見が少し似ています。
●銀泉まくわ/きんかん瓜の特徴
大きさは平均400g程で、やや下膨れ気味の俵型をしています。果実の表面は明るいレモン色で、縦に10条の溝があり、この部分は白く色が付いていません。
果肉は白く、種の周りは比較的水分が少なく、中心部が空洞になっているものが多いです。
食べてみると黄金まくわに似た、適度な歯触りの果肉は意外に甘く美味しいです。
●主な産地
このマクワ瓜は福井県や富山県など北陸地方で長年作られ、現在もこの辺りではシーズンになると直売所などに沢山並んでいるのを見かけます。
この品種は固定種で、種が色々な種苗会社から販売されているので家庭菜園でも気軽に作ることが出来ます。
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