カッチュー種・ベトナムマンゴー:特徴や産地と収穫時期

カッチュー種・ベトナムマンゴー

●カッチュー種・ベトナムマンゴー

◆2015年10月17日に輸入解禁

カッチュー種・ベトナムマンゴー

ベトナム産のフレッシュマンゴーはこれまで防疫上の理由などで輸入できませんでしたが、2015年10月17日に、蒸熱処理を施すなど一定の条件をクリアしたものに関してはベトナム産マンゴーの日本向け輸出が解禁され、日本でも生のベトナム産マンゴーが食べられるようになりました。

ベトナムではCat Hoa Loc種やGhep Buoi種など沢山の品種が作られていますが、現在ベトナムから輸入されているマンゴーはCat Chu(カッチュー)種という品種です。

◆カッチュー(Cat Chu)種の特徴

カッチュー種・ベトナムマンゴー

カッチュー種マンゴーの大きさは250~400gで一般的なフィリピンのカラバオマンゴーよりはおおきくよりは大きいですが、形は少し似ています。

市場に出回っているものは薄い黄緑色から黄色味が帯びてきたような淡い色合いでのものが多いですが、追熟させるとより表皮の黄色が濃くなります。

熟すとマンゴー独特の甘い香りを発し、繊維質が少なく滑らかで濃厚な甘さが楽しめます。糖度は平均で20度前後とされていますが、買ってからしっかりっと追熟させずにすぐ食べるとそこまでの糖度にはなりません。日本では手に入りませんが、木成りで熟したものは糖度27度にもなるそうです。

◆じっさいに食べてみたカッチュー(Cat Chu)種の食味

花切りしたカッチュー種・ベトナムマンゴー

今回入手したものを、買ってすぐに食べてみると、程よい甘さで少し酸味もありジューシーでさっぱりとした美味しさが楽しめました。果肉は十分柔らかく、種の周りは少し繊維質が感じられましたが十分に美味しく感じました。

次に、1週間ほど追熟させてからのものを食べてみると、甘味が少し強くなり、酸味は減ってまったりした甘さで果肉もより滑らかでトロット下の上でほぐれる感じでした。

●主な産地と旬

◆主な産地と生産量

カッチュー種・ベトナムマンゴー

カットチュー(Cat Chu)種はベトナムの南端メコンデルタにあるドン・タップ州カオ・ラン地区が主な産地です。

◆収穫時期と旬

現地での収穫は6月7月を除いて行われ、春と秋に多く収穫されるようです。

旬のカレンダー

品種 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
現地での収穫時期                        

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