ハスカップ:選び方と保存方法や食べ方

ハスカップ/クロミノウグイスカグラ(黒実鶯神楽)

 ハスカップを選ぶ時のポイントや保存方法をはじめ切り方や美味しい食べ方などを紹介します。

●ハスカップの選び方と保存方法

◆選ぶ時のポイント

 ハスカップの実はとても柔らかくデリケートです。果皮表面に白い果粉がしっかりと残っているものが新鮮です。また、スーパーなどで買う際には、パックの底をみて、つぶれた果実の果汁が溜まっていないか確認しましょう。

ハスカップ/クロミノウグイスカグラ(黒実鶯神楽)

◆保存方法

 ハスカップの実は傷みやすいので、買ってきたらなるべく早く使い切るようにしましょう。長期保存する場合は実同士がくっつかないように浅いバットなどに広げて冷凍することもできます。

●ハスカップの美味しい食べ方

◆生のままスイーツなどのトッピングに

 ハスカップは生のままだと甘味よりも酸味が強く、好みにもよりますが、そのものをたくさん食べるのには向いていません。

 フルーツのタルトやグラサージュで仕上げたガトーのトッピングに他の果物と共にあしらうことで、この実の黒っぽい色が全体の見た目を引き締める効果があり、酸味がアクセントとなります。

◆王道はハスカップジャム

 最も定番として知られている食べ方はジャムでしょう。

ハスカップ/クロミノウグイスカグラ(黒実鶯神楽)

 ハスカップ   300g

 グラニュー糖  150g

1.鍋にハスカップとグラニュー糖をいれ、よくまぶし数時間冷蔵庫に入れておく。こうすることで果汁を染み出させる。

2・火にかけて沸騰させ、中火でアクをすくいながら煮詰めていく。

3.焦がさないように混ぜながら20分ほど煮詰め、とろみがついたら火からおろし、保存瓶などに移す。とろみ加減はお好みで煮詰め具合で加減します。冷蔵庫で冷やすとある程度ペクチンの働きで固まるので、煮詰める段階でちょうどの硬さにしてしまうと行きすぎです。

◆ハスカップソース

 上の要領で作ったもの。煮詰め具合で緩めに作るだけ。

 ヨーグルトにかけるととても美味しい。

 また、豚肉など肉料理のソースに加えても美味しいです。

ハスカップ/クロミノウグイスカグラ(黒実鶯神楽)

◆ハスカップの塩漬け

 北海道ではハスカップを塩漬けにして保存食にするという文化があります。厚真町辺りでは塩漬けにしたハスカップを梅干しのよう食べるそうで、ハスカップを詰めたおにぎりは一般的なんだとか。

◆ハスカップのピューレ

 ハスカップをミキサーにかけてピューレ状にすることで、ムースやシャーベット、アイスクリームなどに使えます。ムースにするとカシスと同じような感じに仕上がります。

◆ハスカップを使った料理をレシピサイトで探す

 主な料理レシピサイトのハスカップを使ったレシピのページにリンクしています。参考にされると良いでしょう。

クックパッド レシピブログ 楽天レシピ

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