ガーデン・ハックルベリーの栽培レポート
■ガーデン・ハックルベリー
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4月29日
ホームセンターで買ってきたガーデン・ハックルベリーの苗2株を畑に直植え
畑には事前に堆肥と苦土石灰を施しておきました。
5月21日
適当に水遣りだけしてきましたが、順調に成長しています。いたるところに花が付きはじめていますが、節ごとにとかという決まった法則はない感じで、茎の途中にいきなり花序が出ている感じ。
5月31日
花はその後も次々と咲き続けていて、特に人工授粉などしなくても確実に結実していくようです。小さなトマトのような実が沢山付きはじめました。
6月12日
実が付き出すと共に無秩序に伸びた枝が実の重みもあって地面を這い出したので、上に横棒を渡し、紐で枝を引っ張りあげるようにしています。
実の一部が黒く色付き始めています。
7月19日
このところの暑さで畑は無法地帯に・・・全体がブッシュと化しています。
暑くなったせいか、花が終わった感じで、実も大方黒く色付いた状態になりました。株全体がたわわになった実の重みでずっしりとしています。ひょっとしてもう収穫間近なのかな?? でも一般的には9月になってからとされているんですが・・・まだ2ヶ月もあります。
それにしても、話には聞いていましたが、不思議なくらい鳥も食べに来なければ虫も付かないですね・・・
9月10日 初収穫
この夏の間、暑さと忙しさで畑はほぼ放置状態。7月に色付いていた実は豪雨などもあって一部地面に落ちたりしていましたが、ほとんど木になったまま付いています。
よく花序を見ると、完熟した感じの実は、ガクの部分が茶色く乾燥し枯れた感じになっています。一方、まだ若そうなものは十分に色付いていても実が硬く、ガクも緑で生きている感じです。
今日は試しに、完熟した感じの実を収穫することにしました。完熟した実はガクから先の実の部分だけがポロッと取れやすくなっています。それに対し、まだ若そうなものは実を引っ張っても軸ごと付いてくる感じで、一つの目安になりそうです。
収穫した実は持ち帰り、ガクの部分を一つ一つ綺麗に取り除いて水洗いし計量すると、量って収穫したかのようにジャスト1.5kgありました。これでも全体のほんの一部です。この量で、ジャムにしたら市販のジャムのビンに4本分作れました。
9月23日 2回目収穫
上の写真、左が収穫時期を迎えたもので、右は色づいてはいますが、まだガクが青々としているのでまだ早いものです。
前回の収穫から約2週間が経ち、第二回目の収穫を行うことにしました。今回収穫できたのはこんな感じ。綺麗に掃除したあと計量したら2.4キロありました。それでもまだ3分の2以上未収穫の実が付いている感じです。
10月6日 3回目収穫
いよいよ最終の取り込みに入ろうと気合を入れて畑に臨みましたが、よく見るとまだガクが緑のものも沢山あるようです。
結局今回も十分に熟した実だけを収穫し、また次回に残すことに。残した量もそこそこあります。
収穫した実を洗い、ガクを取り除いて綺麗にした状態で計量。今回は3.25kgありました。これまでの3回分あわせると7.15kg・・・畑にはまだ2キロくらいあるんじゃないかな・・・たった2株しかないのに、思った以上に沢山収穫できています。
収穫した3.25キロのガーデン・ハックルベリーもジャムにしました。今回の出来上がりは3.2キロで、加えたグラニュー糖などの重量分煮詰めたことになります。全て瓶詰めしたものが下の写真です。
10月18日 4回目最終収穫
すっかり秋になり、ガーデン・ハックルベリーもいよいよ最終の収穫をすることにしました。収穫量は2.8キロでした。
これまで4回の収穫で、合計約10キロ!1株あたり5キロの実が収穫できたことになります。砂糖の量や煮詰め具合にもよりますが、作れるジャムの量も2株で9キロ近く出来ます。
ほぼほったらかしの栽培で手間がかからず、とってもお得感が味わえるという事が分かりました。
あなたも一度挑戦してみては?