有機栽培インカバナナ ペルー産:輸入元や特徴と産地や旬

皮をむいたペルー産有機栽培インカバナナの果肉

●インカバナナとは

◆インカバナナの輸入元

 「インカバナナ」は株式会社松孝が扱うペルー産有機栽培バナナのブランドです。

 ペルーのバナナ産地は砂地に広がっており、雨も少なく雑草が映えにくく、害虫も少ないことから化学肥料や農薬を使わずに栽培することができ、出荷の際に燻蒸も必要がないため有機JAS認定されたバナナが作られていることで知られ、「インカバナナ」以外にもドールや船昌商事などが扱っています。

 「インカバナナ」は株式会社松孝が商社を通して輸入されたバナナを丁寧に時間と手間をかけて食べ頃に追熟加工し、独自ブランドとして包装し出荷しています。1本入りと数本入ったものが店頭に並んでいますがサイズなどの規格で分けられており、バナナそのものは同じものです。

ペルー産 有機栽培インカバナナ

◆インカバナナの特徴

 「インカバナナ」はすぐに食べられる状態に追熟され店頭に並びます。松孝のホームページでは『伝統の追熟技術で約一週間かけてじっくりと追熟させ、芯から甘くておいしいバナナに仕上げたものが“松孝のバナナ”。』と紹介されています。

皮をむいたペルー産有機栽培インカバナナの果肉

 品種は「ウイリアム種(ジャイアント・キャベンディッシュ種)」で、バナナはどれもすらりとした綺麗な形でほぼ全体に黄色くなっています。

 松孝のホームページには以下のように紹介されています。

『程良い酸味が感じられるまろやかな甘さ。水分の少ない砂地で育ったインカバナナは、皮がしっかりしていて傷みにくいのも利点』

ペルー産 有機栽培インカバナナ

 いずれも中身は同じバナナですが、1本入りの方がサイズが大きく、入手したものを計量したところ数本入りのものが1本200g前後だったのに対し、1本入りの方は240g前後ありました。

◆実際に食べてみたインカバナナの食味

 インカバナナを食べてみると、紹介にある通り皮がやや厚めでしっかりとしています。

 中の果肉も比較的しっかりとした食感があり、一般的なバナナよりも緻密な舌触りで、特別甘いという事はないのですが、全体にコクがあり美味しいバナナでした。

皮をむいたペルー産有機栽培インカバナナの果肉

 このバナナは「有機JAS認定」されているという事で、幼児にも安心して食べさせることができるというのが大きな強みです。

◆インカバナナの収穫時期と旬

 インカバナナに旬はあるのでしょうか? 松孝さんに尋ねたところ、インカバナナは年間一定量が流通していますが、産地のペルーは南半球なので季節が日本とは逆になります。冬の時期はバナナの生育が落ちるため、11月〜4月頃が比較的美味しい時期とのことです。

品種 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
インカバナナ                        

< 出 典 >

 ※ 「有機栽培インカバナナ(ペルー産)」株式会社 松孝ホームページ

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