シイラ/マヒマヒ:栄養価と効用

シイラ/マヒマヒ/しいら

シイラ/マヒマヒに含まれる主な有効成分とその効用や、カロリーをはじめビタミン類などの栄養成分量を七訂日本食品標準成分表をもとに紹介します。

●シイラに含まれる主な有効成分とその働き

◆比較的脂肪分が少ない

シイラは脂肪がとても少なく、100g中に1.9gしか含まれていません。そういう事から、シイラは良質なタンパク原となる食材と言えます。

◆ビタミンD

シイラ/マヒマヒ/しいら

シイラには野菜などからは摂取できないビタミンDを多く含んでいます。このビタミンは体内のカルシウムの濃度を調節し一定に保つ働きや、カルシウムやリンの吸収を助けるとともに、骨の形成を促す働きがあり、骨粗鬆症の予防に役立つでしょう。

◆ビタミンB12

シイラには他にも野菜からは摂れないビタミンB12も含んでいます。ビタミンB12はDNAの合成や調整に深く関わっており、正常な細胞の増殖を助ける働きがあるとされています。

●七訂日本食品標準成分表でみる栄養成分量

◆生のシイラ 可食部100gあたりの成分

 下の表はシイラの頭部、内臓、骨、ひれ等を除いた切り身に含まれる成分の量です。それぞれの栄養成分の働きはその成分をクリックすれば各栄養素のページに移ります。

エネルギー 水分 たんぱく質 脂質 炭水化物 灰分 飽和脂肪酸 不飽和脂肪酸 コレステロール 食物繊維
108
kcal
75.5
g
21.3
g
1.9
g
Tr 1.3
g
0.50
g
0.88
g
55
mg
(0)
g
ビタミン
レチノール D E B1 B2 ナイアシン B6 B12 葉酸 パントテン酸 C
8
μg
5.0
μg
0.5
mg
0.2
mg
0.15
mg
9.0
mg
0.46
mg
2.6
μg
3
μg
0.36
mg
1
mg
無機質
ナトリウム カリウム カルシウム マグネシウム リン
50
mg
480
mg
13
mg
31
mg
250
mg
0.7
mg

七訂日本食品標準成分表より


 
 

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