キダイ/黄鯛/レンコダイ/連子鯛:栄養価と効用

キダイ/黄鯛/レンコダイ/連子鯛

■主な栄養素と効能

●低脂肪な良質淡泊

キダイ/黄鯛/レンコダイ/連子鯛

キダイ/レンコダイはマダイなどに比べ脂肪分が少なめで、天然マダイの約半分、養殖物と比べると4分の1程しか含まれていません。

●妊婦さんは要注意

キダイには微量の水銀が含まれているとされ、厚生労働省が平成17年に発表している「妊婦が注意すべき魚介類の種類とその摂取量(筋肉)の目安」の中で注意すべき魚介類の一つとされており、1回に食べる量を約80gとした場合、キダイの摂食は週に2回まで(1週間当たり160g程度)を目安としています。ちなみに、キンメダイはさらに多く含まれ、週に1回までとなっています。

■七訂日本食品標準成分表

●キダイ/レンコダイの可食部100gあたりの成分

 下の表は七訂日本食品標準成分表に記載されている、生のキダイの頭部、内臓、骨、ひれ等を除いた三枚におろしたものに含まれる成分の量です。

エネルギー 水分 たんぱく質 脂質 炭水化物 灰分 飽和脂肪酸 不飽和脂肪酸 コレステロール 食物繊維
108
kcal
76.9
g
18.6
g
3.1
g
-g 1.2
g
0.87
g
1.51
g
67
-g
ビタミン
レチノール D E B1 B2 ナイアシン B6 B12 葉酸 パントテン酸 C
50
μg
4
μg
1.5
mg
0.03
mg
0.04
mg
2.8
mg
0.20
mg
3.2
μg
8
μg
0.38
mg
1
mg
無機質
ナトリウム カリウム カルシウム マグネシウム リン
73mg 390mg 23mg 30mg 210mg 0.2mg

七訂日本食品標準成分表より


 
 

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