刀根早生柿(とねわせ):特徴や旬の時期と主な産地

刀根早生柿 とねわせがき トネワセガキ

■刀根早生柿(とねわせ)とは

●刀根早生柿は平核無柿の枝変わり

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刀根早生柿(とねわせがき)は平核無柿(ひらたねなしがき)の枝変わりです。奈良県天理市の刀根淑民氏が台風で折れた平核無柿を、その根元から顔を出した若木に接木して育成したところ、普通の平核無柿より10~15日ほど早く実をつける柿になったそうです。それを育成し1980年に品種登録されました。名称は育成者の刀根氏の名字に由来します。

平核無柿はこちら →

●渋柿なので渋抜き後出荷されます

刀根早生柿 とねわせがき トネワセガキ

刀根早生柿は渋柿なので、炭酸ガスなどを使って柿渋を抜いて出荷されます。このような渋抜き処理をした柿を「合わせ柿」または「さわし柿」といいます。

●刀根早生柿(とねわせ)の特徴

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刀根早生柿の特徴は、平核無柿の枝変わりというだけによく似ています。果実の大きさは240g程で形は偏平で四角に角張っており種はありません。果皮の色は橙色で光沢があり、甘みが強く、果汁も豊富で、果肉が硬くなくそれでいて柔らかすぎず程よい食感が味わえます。

●品種登録されている刀根早生柿(とねわせ)の特性

農林水産省の品種登録データベースには以下の通り記載されています。

刀根早生柿 とねわせがき トネワセガキ

『----果実の大きさは「平核無」と同程度、果形は扁円、横断面は方形、果皮色は「平核無」よりやや濃い橙色で光沢がある。果実のがく片は「杉田早生」より小さく、がく片の先端が「杉田早生」は細長く漸鋭尖であるのに比し、太く鋭である。その他、果肉の色、肉質、脱渋の難易、脱渋後の日持ち、花性あるいは種子の有無等については「平核無」と変わらない。育成地(奈良県天理市)での成熟期は9月20日から10月5日頃で「平核無」より10~15日程度早く収穫できる。----』以上、抜粋。

■刀根早生柿(とねわせ)の出回る旬の時期と主な産地

●主な産地と全国の栽培面積

刀根早生柿の平成26年産の栽培面積

日本では各地で栽培されていますが、栽培面積、生産量供に和歌山が全国1位で、全国の約半部を作っています。

次いで奈良、新潟となっています。

●刀根早生柿(とねわせ)の収穫時期

刀根早生柿は平核無柿より10~15日ほど早く、9月下旬~10月上旬に収穫されます。またハウス栽培で今では7月はじめには店頭に並び始めます。ただし、ハウス物の価格は驚くほど高価です。

旬のカレンダー 7月 8月 9月 10月
路地物                        
ハウス物                        

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