ライム:旬と主な産地、選び方と保存方法、使い方と栄養素
■ライムとは その産地と出回る旬
●みかん科ミカン属 (英)Lime (仏)Citron Vert
ライムはミカン科の柑橘で原産地はヒマラヤ地方とされています。今では主にカリフォルニアやメキシコなどで栽培されています。
レモンと形が似ていますが、品種は別の物になります。一般にライムと呼ばれているものはタヒチライム又はペルシャライムと呼ばれるもので、レモンより少し小ぶりの大きさのものです。また、それとは別にメキシカンライム又はキーライムと呼ばれる更に小さく、スダチくらいのものもあります。
ペルシャライムは、キーライムとレモン大の果皮が緑のかんきつ類を交配させ、1800年代後半に誕生したそうです。通常ペルシャライムには種がありません。国産ライムには種子が入っているものも見られます。
●主な産地
現在流通しているライムはほとんど輸入されいるもので、そのほとんどはメキシコ産の物です。国内では政府がまとめた特産果樹生産動態等調査によると、平成21年産で見ると、愛媛県が3トン、香川県が1トンとなっていましたが、平成25年産では愛媛県の2.8トンの身となっています。ただし、他の産地でも個々の農園で少量生産はされているようです。
●ライムの出回る旬は
ライムはメキシコから通年安定して輸入されているので旬はありませんが、国産の物に限れば、出回り時期は9月頃から収穫が始まり、翌2月頃まで出回ります。旬の時期は9月中旬から12月となります。
品種 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
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ライム | 国産 | ||||||||||||
輸入 |
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