紅りょうぜん < スモモの品種
■紅りょうぜんとは?
●「マンモス・カージナル」×「大石早生」
紅りょうぜんは山形県の株式会社天香園によって、「マンモス・カージナル」に「大石早生」を交配して得た種子をは種し、選抜育成されたもので、1986年に登録申請され、1987年に品種登録されました。
●紅りょうぜんの特徴
紅りょうぜんの果実の大きさは100g~120g程でやや大きめです。背が低めの扁円形で、果頂部が尖った形をしている物が多くみられます。そういうものは半分に切った断面が綺麗なハート型になります。
果皮の着色は全体に紅紫色になり黄色い斑点が見られ、全体に果粉が付いています。
果肉は淡黄色で、部分的に紅色が入ります。食感は比較的柔らかめですが緻密で果汁が多く、切ると果汁が滴ってきます。甘味は糖度11~13度ほどあり、適度な酸味と共に絶妙なバランスで、渋味やエグミなどはなくとても美味しいスモモです。
●紅りょうぜんの収穫時期と旬
紅りょうぜんの収穫は山形県や福島県では7月中旬辺りから始まります。食べ頃の旬は7月中旬から下旬辺りにかけてとなります。
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