夕紅柿(ゆうべにがき・ユウベニガキ):特徴や旬の時期と主な産地
■夕紅柿(ゆうべにがき・ユウベニガキ)とは
●濃紅の甘柿品種
夕紅柿(ゆうべにがき)は国立果樹研究所において「松本早生富有」に「F-2」を交配して育成された完全甘柿の品種で、その名の通り果皮が濃紅に染まるのが大きな特徴です。
2000年12月に登録されています。
●夕紅柿(ゆうべにがき)の特徴
夕紅柿(ゆうべにがき)は果実の大きさは170gほどから250gほどの柿で、富有柿より扁平気味で丸みを帯びた四角い形をしています。果皮の色は熟すにつれて鮮やかな濃い紅色に染まり、それが名前の由来になっています。果肉は柔らかめで緻密な感じが非常によく、糖度も15度くらいまで上がる傾向にあり、とても甘くジューシーです。
■夕紅柿(ゆうべにがき)の出回る旬の時期
●主な産地
夕紅柿を特産として栽培されている地方は見当たらず、個々の農家で僅かに栽培されている程度のようです。家庭菜園用にも苗木が販売されています。
●夕紅柿の収穫時期
夕紅柿は露地栽培では中国地方から近畿辺りでは11月中旬頃から収穫時期となり、東北地方などやや寒冷な地方では11月上旬頃から収穫が始まるようです。
旬のカレンダー | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | ||||||||
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夕紅柿 |
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