こみつ/高徳(こうとく)<りんごの品種

こみつ 高徳 こうとく りんご 蜜入り リンゴ

■こみつ・高徳(こうとく)とは?

●品種名は高徳(こうとく)

こみつ 高徳 こうとく りんご 蜜入り リンゴ

 高徳(こうとく)は「東光」の自然交雑実生として1985年に品種登録されたリンゴです。蜜が入る事が多く美味しいりんごでありながら小玉傾向にあり、品質にもばらつきがあったため市場から敬遠され、一時は栽培者がほとんどいなくなってしまって消滅寸前にまでなっていたそうです。

●こみつは登録商標

こみつ 高徳 こうとく りんご 蜜入り リンゴ

 消滅寸前にあった高徳を青森県津軽石川農協が粘り強く販路開拓と品質管理の徹底を進め、同農協産の一定規格以上のものを「こみつ」という名称でブランド化し、2007年に商標登録されるに至りました。

 ブランド化の努力によりこみつの美味しさが広く知られるようになりましたが、生産量が非常に少なく希少性もあって2012年頃ほどではありませんが今でも高価なリンゴとして扱われています。

●究極の蜜入りリンゴ「こみつ」

こみつ 高徳 こうとく りんご 蜜入り リンゴ

 こみつは樹上で糖度を16度前後まで高め完熟させてから収穫され、同農協において糖度14度基準で選果されます。出荷される時の糖度は14度程度に落ち着きますが、究極の蜜入りリンゴと言われるように、蜜が沢山入り、多いものだと蜜の割合が80%にもなるそうです。


■こみつ・高徳(こうとく)の特徴や食味

こみつ 高徳 こうとく りんご 蜜入り リンゴ

◆高徳の特徴

こみつ・高徳(こうとく)

 高徳は平均で270g程という小ぶりのリンゴで、果形はやや扁平気味、お尻の部分のくぼみが広い傾向にあります。

 果肉の色は黄色く、肉質はやや固くしっかりとした歯ごたえがありますが果汁はたっぷりと含まれ甘みと酸味が絶妙なバランスで後を引く感じがします。

◆品種登録データベースに記されているこうとく/高徳の特徴

農林水産省の品種登録データベースには以下の通り記載されています。

こみつ・高徳(こうとく)

『---

 果実の大きさは中で平均約270g、「東光」、「ふじ」より小さい。

 果皮は黄緑地に淡褐紅の縞が明瞭に入り、果皮の光沢は中、果面の粗滑は滑である。

 果梗の長さは中、太さは太、肉梗は中である。

 果肉の色は黄、硬さは硬、きめは中、押傷のつき易さは中、蜜の多少は多、果汁の多少は極多、甘味は中(糖度14度前後)、酸味は弱、香気は多である。

 成熟期は育成地(青森県南津軽郡平賀町)において10月中下旬で、「ふじ」より2週間程度早く、普通貯蔵で2月頃まで、冷蔵で5月頃まで貯蔵可能である。

 ---』  以上、抜粋。

◆実際に食べてみた食味

こみつ 高徳 こうとく りんご 蜜入り リンゴ

 これまでに何度か食べたものは、割合の多少はありましたがいずれもしっかりと蜜が入っているものでした。写真のように切ったときに一面に蜜が入っていると思わずおお~っと声が出てしまいます。

 果肉の食感は固くもなく柔らかくもなく、適度な歯触りがあり、口に入れると強い甘みが広がります。甘さが強いこともあって、酸味が隠れてしまうような印象で、それはそれでとてもおいしいものでした。

■こみつ・高徳(こうとく)の主な産地と食べ頃の旬

●こみつ・高徳(こうとく)の主な産地

 「こみつ」は青森県津軽石川農協の登録商標なので、当然青森県だけのりんごとなっています。ただ、「高徳」は「こみつ」の品質に魅力を感じ、他の産地でも栽培者が出てきているようです。ただ、ブランド化はされていないので品質のばらつきは否めません。

 いずれにしても生産量はきわめて少なく、大変希少なリンゴとなっています。

●こみつ・高徳(こうとく)の収穫時期と出回る旬

 高徳の収穫時期は10月下旬から11月上旬にかけてで、貯蔵性はそこそこあるようです。出回るのは11月から1月頃までが多いようですが、食べ頃の旬は11月から12月です。

旬のカレンダー

品種 10月 11月 12月 1月
                         

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