ひめのつき/ヒメノツキの特徴や主な産地と旬の時期
■ひめのつきとは?
●ひめのつき=「アンコール」×「日向夏」
ひめのつきは愛媛県JA全農えひめ新品種開発センターにおいて、「アンコール」に「日向夏」を交配して出来た実生から選抜育成されたもので、2006年7月に品種登録されたまだ新しい品種です。
●ひめのつきの特徴
ひめのつきはやや扁平な形で明るいオレンジ色と黄色の中間くらいの色をしています。ちょうどアンコールのオレンジ色と日向夏の明るい黄色を足して割ったような色ですね。
皮は日向夏のような厚みは無く、手で簡単に剥くことが出来ます。ジョウノウ膜はそのまま食べるにはちょっと厚いかも・・・という程度です。中のサジョウは明るい橙色で、果汁がたっぷりと含まれていて、プリップリした食感が楽しめます。味的には、甘味は中くらいで、しっかりとした酸味が感じられると共に、少し苦味も感じられ全体的に甘さと言うよりはさっぱりとした爽やかな柑橘という感じです。
種が含まれているものが多いです。
■ひめのつきの主な産地と旬
●主な産地は愛媛県
ひめのつきは愛媛県で生まれたオリジナル品種で、主に宇和島市、松山市、今治市などで作られています。
まだ新しい品種と言うこともあり生産量はまだ少なく、平成22年産の生産量は88.7トンとなっています。
●ひめのつきの主格時期と食べ頃の旬
ひめのつきの収穫は2月上旬頃から始まります。貯蔵性も良く、市場には3月中旬頃まで出荷され、4月ごろまで美味しい状態で食べられます。
旬のカレンダー | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | ||||||||
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ひめのつき |
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