コノシロ（子代）：栄養価と効用

　コノシロ（子代）／シンコ（新子）／コハダ（小鰭）に含まれる主な有効成分とその働きや、カロリーをはじめビタミン類などの栄養成分量、さらに、アミノ酸の含有量を七訂日本食品標準成分表と共に紹介します。

●含まれる主な有効成分とその働き

　コノシロは小骨が多い魚で、小骨ごと一緒に食べてしまう料理が多いです。またカルシウムやリンの吸収を助けるとともに、骨の形成を促す働きがあるビタミンＤが多く含まれているので、骨粗しょう症の予防効果が期待できます。

　コノシロには様々なアミノ酸が全体的に多く含まれています。これらが旨みのもとにもなっているのですが、体にとって必要な必須アミノ酸としても摂取できます。

　それぞれの栄養成分の働きはその成分をクリックすれば各栄養素のページに移ります。

エネルギー	水分	たんぱく質	脂質	炭水化物	灰分	飽和脂肪酸	不飽和脂肪酸	コレステロール	食物繊維
160 kcal	70.6 g	19.0 g	8.3 g	0.4 g	1.7 g	2.29 g	4.46 g	68 mg	(0) g

ビタミン
ﾚﾁﾉｰﾙ	D	E	B1	B2	ナイアシン	B6	B12	葉酸	パントテン酸	C
Tr	9.0 μg	2.5 mg	Tr	0.17 mg	2.1 mg	0.33 mg	10.2 μg	8 μg	1.13 mg	0 mg

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エネルギー	水分	たんぱく質	脂質	炭水化物	灰分	飽和脂肪酸	不飽和脂肪酸	コレステロール	食物繊維
193 kcal	61.5 g	19.1 g	10.1 g	6.4 g	2.9 g	3.00 g	4.86 g	74 mg	(0) g

ビタミン
ﾚﾁﾉｰﾙ	D	E	B1	B2	ナイアシン	B6	B12	葉酸	パントテン酸	C
Tr	7.0 μg	0.5 mg	Tr	0.17 mg	2.1 mg	0.15 mg	8.1 μg	1 μg	0.41 mg	0 mg

　コノシロには様々なアミノ酸も豊富に含まれています。下の表は日本食品標準成分表準拠アミノ酸成分表2010に掲載されている　三枚におろした生のコノシロに含まれているアミノ酸の一覧です。

コノシロの画像一覧2018　→

コノシロの画像一覧2017　→

コノシロの特徴や産地と旬　→

コノシロの目利きと料理　→

コノシロのさばき方三枚におろす　→