幸茜/さちあかね<桃の品種

幸茜/さちあかね<桃

■幸茜とは?

●「山一白桃」の枝変わり

幸茜/さちあかね<桃

幸茜とは1977(昭和52)年に山梨県東八代郡一宮町において飯島典雄氏が自園で発見した「山一白桃」の枝変わりを増殖育成したもので、2000(平成12)年に登録出願、2002(平成14)年に品種登録されています。

実が大きく美味しい桃で桃のシーズンの最後に出てくる晩生種となっています。

幸茜/さちあかね<桃

●幸茜の特徴

農林水産省の登録品種データベースには下記のとおり記載されています。

『果実の外観は円、果頂部の形は凹、凹みは中、梗あの深さは深、広さは広、赤道部及び果頂部の縫合線の深さは中、果実の大きさは極大、果皮の地色は乳白、着色の多少は多、濃さは濃、形は斑~条、果面の毛じの有無は有である。切った直後の果肉の色は白、果肉内の着色は微、核周囲の着色は多、果肉の粗密は密、果肉繊維の多少は少、果皮の剥離性は易、肉質は溶質、果汁の多少及び甘味は多、酸味は少、渋味及び苦味は無、香気は中である。核と果肉の粘離は粘核、核の形は楕円、大きさは中、色は褐、核面の粗滑は中である。開花期及び発芽期は中、成熟期(満開から成熟までの日数)は141~150日で育成地においては8月下旬~9月上旬である。果実の着色の難易は易、生理落果の多少、核割れの多少及び裂果は無である。「ゆうぞら」と比較して、成熟期が遅いこと、生理落果が無いこと等で、「山一白桃」と比較して、着色の形が斑~条であること、果汁が多いこと等で区別性が認められる。』

●実際に食べてみた感想

幸茜/さちあかね<桃

今回入手したものは桃の産地で知られる加納岩産のもので、大きさは380g前後あり、果皮の色は濃い目に色付いたものと、淡く色付いているものでした。

パックをあけた時にとても甘くいい香りが広がり、期待が膨らみます。果皮は途中まで手で剥けますが、部分的に剥けない所もありました。果肉は白っぽく締まっていて、適度な歯ざわりがありますが、果汁はたっぷりと含んでいて、甘い果汁が口の中に広がります。酸味はあまり感じられず、刺すほどの強い甘さが印象的でした。

■幸茜の主な産地と旬

●主な産地と生産量

幸茜はまだ新しい品種で、栽培されている地域は少なく、政府がまとめた平成23年産の栽培面積で見ると、山梨県が6.7Ha、福島県1.1Haだけとなっています。他の品種が終わった頃に収穫できる品種なので、今後栽培面積は増えてくると思われます。

●幸茜の収穫時期と旬

成熟期は山梨県で8月下旬~9月上旬となっていて、収穫は8月下旬頃から始まり、9月中旬頃までとなります。

品種 7月 8月 9月 10月
幸茜                        

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