ピーチパイン/ソフトタッチ<パイナップルの品種
■ピーチパイン/ソフトタッチとは?
●沖縄生まれで正式名称はソフトタッチ
ピーチパインというパイナップルは正式には「ソフトタッチ」という品種で沖縄で生まれ1999年(平成11年)に品種登録されました。桃のような香りがすることから一般的にはピーチパインと呼ばれるようになり、流通上でもその名前で扱われています。また、果肉は白く、食べた味もクリーミーな印象を受けることから「ミルクパイン」とも呼ばれています。
●ピーチパインの特徴
ピーチパインは比較的小ぶりのパイナップルで、1個400g~800g程の大きさです。表皮の色は収穫時にはまだ黄色っぽいのですが、熟すと赤みを帯びはじめ、全体に赤くなったら食べ頃となります。香りがとても強く、確かに桃のような香りも含まれている気がしますが、甘い蜜のような香りが強いです。
果肉は白っぽく、一見まだ若い普通のパイナップルのようにも見えますが、食べるととても柔らかくジューシーで、芯の部分も食べられるくらいです。熟し具合にもよりますが、完熟したものは驚くほど甘く、缶詰のシロップ煮のパインより甘いのではと感じます。
■ピーチパイン/ソフトタッチの主な産地と旬
●国内では沖縄が主要な産地
ピーチパインは主に石垣島や沖縄本島などで栽培出荷されています。
●ピーチパイン(ソフトタッチ)の収穫時期と旬
ピーチパインの収穫時期は非常に短く、2ヶ月足らずの期間しかありません。石垣島で4月中旬~6月中旬頃、沖縄本島で6月中旬~7月末頃となっています。甘く良い状態のものが沢山出回る旬の時期は5月から7月下旬辺りまでとなります。
旬のカレンダー | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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ピーチパイン |
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