あまみつ<イチゴの品種
■あまみつとは?
●静岡県生まれの希少な品種
「あまみつ」は2011年頃から市場でみかけるようになった新しいイチゴで、栽培が難しく収量も少ないことなどから生産者が限られることから希少性が高く、また、味のよさなどから高級イチゴとして百貨店などに並んでいます。
「あまみつ」での品種登録はされておらず「あまみつ」が品種名なのか商標なのかなど詳細は調査中です。
●あまみつの特徴
果実の外観は整ったやや縦長の円錐形で、形は「紅ほっぺ」と似ています。表皮の赤色は「あまおう」とよく似ています。
今回撮影用に入手したものは百貨店で購入したので粒の形は綺麗に揃ったものでした。
そう果の窪みは中くらいで、果肉は固くもなく柔らかくもなく、丁度良い固さといった感じです。果肉は中心近くがほんのり白い以外は全体に橙赤色で、これも「紅ほっぺ」と同じです。中心部の空洞は小さめです。
香りが非常によく、甘く芳醇な香りが強く出ています。食べると酸味が穏やかで、ふっくらとした強い甘味が口に広がります。
●主な産地と生産量
「あまみつ」は静岡県で数軒の農園で栽培されていたようですが、現在では静岡県掛川市の川口氏の農園だけとなっているようです。
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