橙(ダイダイ/だいだい)

■橙(だいだい)とは

●香酸柑橘の1種

橙(だいだい)はミカン科ミカン属の香酸柑橘で、インド、ヒマラヤが原産とされています。西洋圏では「ビターオレンジ」と呼ばれています。

通常は食用よりも、縁起物としてお正月の飾り使われています。

橙(だいだい)は面白い果実で、実が何年も木に付いたまま落ちないそうです。それも、冬には橙色に色付くのですが、暖かくなるとまた青くなり、次の冬にはまた橙に色付くという風にいつまでも繰り返すそうです。だからひとつの木には何代もの実が一緒になっている事が多いそうです。これを長寿の家族に見立てて縁起物とされたようです。

●橙(だいだい)の特徴

形は球形に近く、色づくと色の名称にもなっている「橙色」になります。表皮は厚く、手でむくのは困難で、種も多く中の果肉部分の歩留まりが悪いです。

果肉及び果汁はほんのり甘味があるものの、酸味が強く、また苦みも含んでいるので、そのまま生で食べるのには適していません。

●美味しい食べ方

果汁を絞りドレッシングに加えて風味を楽しんだり、皮をむいて、皮はゆでこぼしして苦みを抜いてから果肉とともにマーマレードにすることができます。

●橙の収穫時期と旬

収穫は10月下旬ごろから始まりますが、最も需要があるのは正月飾り用なので、それが作られる12月が最盛期となります。ただ、果汁が甘くなるのは1月から2月の時期です。

品種 10月 11月 12月 1月 2月
                             

■橙(だいだい)の栄養価と効用

●だいだいの果汁 可食部100gあたりの成分

大量に食べる訳ではありませんが、ビタミン類などたくさん含んでいます。

エネルギー 水分 たんぱく質 脂質 炭水化物 灰分 飽和脂肪酸 不飽和脂肪酸 コレステロール 食物繊維
24
kcal
91.2
g
0.3
g
0.2
g
8.0
g
0.3
g
-g -g 0 -g
ビタミン
カロテン E B1 B2 ナイアシン B6 葉酸 パントテン酸 C
18
μg
0.1
mg
0.03
mg
0.02
mg
0.4
mg
0.02
mg
13
μg
0.12
mg
35
mg
無機質
ナトリウム カリウム カルシウム マグネシウム リン
1mg 190mg 10mg 10mg 8mg 0.1mg

五訂日本食品標準成分表より