トゥナ/Tuna:特徴や産地と旬
■トゥナとは?
●ウチワサボテンの果実(英)Prickly pears
トゥナはウチワサボテンにできる果実の総称で、主な産地であるメキシコでTuna=トゥナと呼ばれています。
食用のウチワサボテン、ノパールにはいくつかの品種があり、サボテンの葉のように見える茎節を食べる品種と、このトゥナを収穫するための品種、更に、家畜の飼料用の品種などがあるようです。
トゥナにもいくつか品種があり、今回輸入代理店、株式会社カサナチュラルから提供していただいたものはグリーンのものですが、表皮が赤いものや黄色、オレンジなどもあります。
●トゥナの特徴と食味
トゥナは手榴弾を連想させるような俵型で、表面にノパールと同じように棘が付いています。今回入手したものの大きさは250~280gで、棘は抜かれた状態でした。
縦半分に切ると、表皮の内側には白っぽく薄い緑の果肉が詰まっていて、芯などはありませんが、種も沢山含まれています。
果肉の食感はスイカを少し硬くしたような感じで、ほんのり甘くジューシーです。ノパールに感じる青臭みはなくさっぱりとしています。
ただ、同じサボテンの実のドラゴンフルーツなどの種は小さくて気になりませんが、トゥナの種はしっかり存在感があり、しかも固いので果肉を口の中で噛むと必ず種も噛んでしまいます。この種はいちいち口から出すのはとても無理なので、果肉を口に含み、種ごと呑み込むようにして食べます。
甘くジューシーなこの果実、メキシコの暑く乾いたところで食べると、きっとすごく美味しいに違いありません。
■トゥナの主な産地と旬
●主な産地
メキシコが主な産地になります。日本にも株式会社カサナチュラルによってメキシコから輸入されています。入手の問い合わせは下記へ
株式会社カサナチュラル http://casanatural.co.jp/
●トゥナの収穫時期と旬
トゥナの収穫は7月から10月にかけてと、翌春3月頃となっていて、その時期に日本にも輸入されているそうです。収穫のピークは8月から9月となっています。
旬のカレンダー | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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トゥナ |