プルーン(西洋すもも)ベイラーの特徴や産地と旬
●ベイラーとは
◆カナダ生まれのプルーン(英)"Prunes Valor"
ベイラーはカナダのオンタリオにあるビネランド試験場においてインペリアルエビネウスにグランドデュークを交配し育成したものを1938年から増殖したとされています。
海外原産ですが、登場してから長い年月の間栽培され続けている品種です。
◆ベイラーの特徴
果実の形はややふっくらとしたラグビーボールのような楕円形で、1個あたり50~60gで、表皮の色は赤紫から黒紫色。果肉は黄色で糖度が上がりやすく多汁で生食に向いた品種です。木で完熟したものはものすごく甘くなるようですが、日持ちしないため市場に出荷されるものは完熟する前に収穫されてしまいます。MAXにおいしい状態のものを食べるならやはり産地に足を運ぶしかないのかもしれません。
今回入手したものは北海道産のもので、酸味よりも甘味が強くジューシで、食感も優しい感じで、これでも十分おいしくたのしめました。
●ベイラーの主な産地と旬
◆主な産地
主な産地は長野県と北海道で、農林水産省の平成25年産特産果樹生産動態等調査の栽培面積をみると長野県9.8ha、北海道6.9haのみとなっています。
◆ベイラーの収穫時期と旬
信州長野では8月の下旬ごろから収穫が始まるようです。北海道はそれよりも少し遅れ9月下旬ごろから始まります。旬の時期は9月中旬ごろから10月初旬ごろまでとなります。
旬のカレンダー | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | ||||||||
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ベイラー |
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