12月のフルーツ

はれひめ/ハレヒメ

はれひめ 瀬戸のはれひめ

■はれひめとは

●ミカン科ミカン属

はれひめ,ハレヒメ,みかん

 「はれひめ」は1990(平成2)年に果樹試験場興津支場(現独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構、静岡県静岡市)において「E-647」(「清見」×「オセオラ」)に「宮川早生」を交配して育成されたもの交雑種です。

 2001年10月9日に命名登録され、「みかん農林14号」として農林認定もされています。その年に品種登録出願され、2004年 6月 4日に品種登録されました。

●はれひめの特徴

 「はれひめ」の果形は扁球形で平均果重180gほどです。果皮色は橙色で見た目はミカンとオレンジを足して割ったような感じです。果形や果皮の感じは固体によってややばらつきがあり、扁平でみかんに近いものと、球形に近いオレンジに近いものが見られます。

瀬戸の晴れ姫,瀬戸のはれひめ,はれひめ

 果皮はみかんに比べやや厚みがありますが比較的剥き易く、みかんと同じように手で剥いて食べることができます。じょうのうは薄くはありませんが食べられる程度の厚さで、みかんと同じように一房ずつはがれるので食べやすいです。

 果肉はみかんに近い感じで、甘みはそれほど強くなくさっぱりとしていて、ほんのりとオレンジのような香りがします。

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 農林水産省の品種登録データベースには下記の通り記載されています。

『- – – – –

 果実の形は扁球、果形指数はやや大、果頂部の形は平坦、放射条溝の有無は無、凹環の有無は不明瞭、果梗部の形は切平面、放射条溝の多少は中である。

 果心の充実度は空、大きさは大、果実の重さはやや重、

 果皮の色は橙、油胞の大きさは中、密度は密、凹凸は凹、果面の粗滑はやや滑、果皮の厚さ及び果皮歩合は中、剥皮の難易は易である。

 じょうのう膜の硬さは軟、さじょうの形は短、大きさは中、色は橙である。

 果汁の多少はやや多、甘味はやや低、酸味は低、香気の多少は中、種子数は少、胚の数は単胚である。

 「清見」と比較して、果心の充実度が空であること、剥皮が易であること等で、「オセオラ」と比較して、果実が重いこと、果皮の色が橙であること等で区別性が認められる。

– – – – – -』以上、抜粋。

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●実際に食べてみたはれひめの食味

 はれひめを実際に食べてみた感じは、果肉はみかんに近い感じで、甘みはそれほど強くなくさっぱりとしていて、ほんのりとオレンジのような香りがします。

 糖度は生産者や栽培環境などによって多少差がみられますが1個あたり70円から170円ほどのものを数回食べてみたところ、糖度は価格にあまり関係なく10~13.5度でした。

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■はれひめの主な産地と食べごろの旬

●はれひめの主な産地

全国のはれひめ の収穫量

 政府がまとめた平成30年産のはれひめの収穫量です。

 はれひめは主に愛媛県で作られ、その収穫量は全国の約80%を占めています。次いで広島県、愛知県、和歌山県となっています。

 愛媛では一定の食味基準をクリアしたものを「瀬戸の晴れ姫」というブランド名で販売されています。

●はれひめの収穫時期と美味しい旬

 はれひめは露地物で12月上旬から中旬に完全着色し、12月下旬にはほぼ収穫が終わります。食べ頃は11月下旬頃から2月中旬辺りまでとなります。

旬のカレンダー 11月 12月 1月 2月
はれひめ                        

< 出 典 >

 ※ 「はれひめ」品種詳細 農研機構ホームページ

 ※ 品種登録データベース 農林水産省ホームページ