ブリ(鰤)・ハマチ・ワラサ・イナダ

ブリ(鰤)

■ブリ(鰤)とは

●スズキ目アジ科ブリ属  (英語) yellowtail  

世界に15種、日本近海には6種いると言われている。ヒラマサ、カンパチなどの高級魚はブリ属の仲間。
ブリは九州周辺、南で産卵、孵化し、その稚魚は群れをなして北海道の南部にまで北上、北の豊富な餌をむさぼるように飽食したブリは、水温が下がる秋に南下を始め、能登半島には初冬から真冬に到達する。この南下の途中、いちばん脂ののった時期に漁獲されたものが『寒ブリ』と呼ばれるものです。

九州など南海域にすむ瀬つきのブリはキブリと呼ばれ、普通のブリと比べて頭部が大きく痩せており側線が際立つものが多いようです。

●養殖ハマチ

ブリは養殖も進み、市場に出回る8割が養殖された40cm程のハマチだそうです。ちなみにハマチとは関西地方のイナダの呼び方だったのですが、西日本で養殖が盛んだったことと、この大きさのものを市場に出すため、関東でも養殖物をハマチと呼ぶようになったようです。ただ、養殖のハマチはイナダとは比べ物にならないくらい非常に脂が乗っており、もっぱらスーパーなどではブリの切り身として売られています。

●仲間の種類

ヒラマサ  /  カンパチ

■ブリは代表的な出世魚

成長するにつれて呼び名が変わる出世魚の代表的なものです。ただ、地方によってもその呼び名には違いがあります。

関東

こぞくら 

ワカシ(15~20cm程度)→ イナダ(30~40cm)→ ワラサ(60cm)→ ブリ(60cm以上)

関西

ツバス → ハマチ → メジロ → ブリ

能登

ツバイソ(こぞくら) → フクラギ → ガンド → ブリ

■ブリの主な産地は

主な産地は日本海側の島根県、鳥取県、長崎県、そして石川県となっています。

一方、太平洋側では千葉県、岩手県、それに三重県が続きます。

日本海側の寒ブリとして「佐渡ブリ」、「能登ブリ」、富山湾に入ったものは「氷見ブリ」として知られています

この2011年の11月下旬から始まった寒ブリ漁は各地で豊漁とのニュースが日々発信されていましたね。今回から「氷見ブリ」は明確な基準を設けて商標登録されるようになり、2012年2月中旬まで漁が行われました。

■ブリの美味しい旬

●ブリの旬は冬。寒ブリです。

12月~2月の冬が旬です。ただ、大平洋側では2~3月に多く水揚げされ、日本海物には及ばないものの、価格が4~5分の1とかなり安く、コストパフォーマンスが高くなります。

産卵期は3月~5月頃で、この頃のものは腹に子を持ち始めるので、腹の身が薄くなり、切り身にしたときの歩留まりが悪くなります。しかし、マコと呼ばれる卵は珍重されます。

北上する夏に漁獲したブリは、脂も少なく、身の中に寄生虫が入っている事も多く、刺身にも向きません。

地域 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
ブリ(鰤)                        
ハマチ、イナダ、ワラサ                        
ヒラマサ(平政)                        
カンパチ(間八)                        

■ブリやハマチなどの調理のポイントと主な料理

●ブリの照り焼き

定番ともいえますが、ブリや養殖ハマチは脂がこってりとのっているので照り焼きやブリ大根など煮物に向いています。

●刺身で

イナダやワラサは刺身に向いています。もちろん、ブリも刺身で美味しい魚に違いはありません。

●まこ(卵)も美味しい珍味のひとつです。

●ブリを使った料理をレシピサイトで探す

主な料理レシピサイトのブリを使ったレシピのページにリンクしています。参考にされると良いでしょう。

クックパッド レシピブログ 楽天レシピ

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